ドコモ歴10年の私がドコモ最安プランとUQモバイル、どっちが安いか比較してみた

ドコモのガラケーとiPhone5S

どうも!ドコモ歴10年のクロネコ屋です。

これまでドコモのガラケー+楽天モバイルを入れたSIMフリーのiPhone5Sという2台持ちで運用していました。

月々の携帯代は

ガラケー:月1300円+楽天SIM:月1000円
= 月2300円

…と低めに抑えていたのですが、さすがに2台持ちが面倒くさくなってきたのでスマホ1本に乗り換えました。

しかし、3キャリの1つであるドコモのスマホにすると、月々6000円~7000円かかってしまいます。

妻はソフトバンクで契約しているのですが、毎月スマホ代だけで7000円ぐらい使ってます。

月2000円~3000円の格安SIMがある昨今

毎月かかるスマホ代に、固定費6000円も払うのは、バカバカしいな…

と思い、妻と一緒に格安SIMに乗り換えようかと検討していました。

しかし、せっかくドコモを10年使っているのだから、ここで抜けてしまうのはもったいないという気持ちもありました。

▼ ドコモ歴10年だと4thステージ

ドコモ4thステージ

どうすべきか悩んでいる時、ふと

ドコモ歴10年なら、格安SIMに乗り換えるより、妻もドコモ回線にしてドコモwithを使った方がトータルで安くなるのでは?

という疑問が思いつきました。

そこで、休日を利用して

  • 毎月1500円永久割引される「ドコモwith」を使った『ドコモ最安プラン』
  • 格安モバイルの『UQモバイル』

どちらが得か、ガチンコ検証してみました。

結論:最安プランにしてもドコモの方が1000円高い

いきなり結論ですが、どうあがいてもドコモでは格安SIMのUQモバイルに勝てませんでした。

ドコモ、高いよ!

いやー、私もドコモ歴10年ですから、何とかドコモに勝ってほしかったのですし、計算している間は

「これドコモ結構いい所までいけるんちゃうか?」

と思ったのですが、やはり値段で格安SIMに勝つのは難しいみたいです。

▼ドコモの価格表(なかなか複雑で計算が大変だった)

ドコモ価格表

ドコモの価格表はこちらのカタログにのってます。

・ドコモ総合カタログ

▼ UQモバイルの価格表(こっちのがシンプル)

UQモバイル価格表

UQモバイルの価格表はUQモバイル 公式サイトで確認できます。

自分で計算して、ヤマダ電機の店員さんにも間違いがないか確認しましたが、どうあがいてもドコモよりUQモバイルの方がお得でした。

ちなみに、なぜ数ある格安SIMの中でUQモバイルを第一候補にしたのかと言うと、理由は3つ。

  • AUのサブブランドなので信頼性が高い
  • 格安SIMの中で最も通信速度が安定して速い
  • プランがシンプルで安い

ガジェットに詳しい友人も「UQモバイルめっちゃいいよ~」と推薦していたのも、ドコモの対抗馬にUQを選んだ理由です。

次項にて、詳しい内訳を発表します。

比較の条件

今回の計算に使った前提条件は下記の通り

  • ドコモ歴10年(dポイント4thステージ)
  • 夫婦2人(2回線)
  • 通話はあまり使わないので最安プラン
  • 2人で月10GB使うと仮定

ドコモはドコモ歴が長いと料金割引があるのですが、私は10年選手なので4thステージです。ちなみに最上級はプラチナ(ドコモ歴15年~)。

まぁ、控えめに言ってドコモのお得意様といっても過言ではないでしょう。

普段の連絡はLINEで行っているので、通話はあまりしません。なので通話のプランはカケホーダイではなくシンプルプランなど最安で設定します。

そして一番重要な『GB(ギガバイト)』ですが、妻は毎月6GBくらい使います。私は在宅ワークなので、ほぼWifi接続ですから使っても1~2GB。

余裕を持って、2人で月10GBに設定しました。

さらに、ドコモは格安SIMに対抗すべく始まった『ドコモwith』という超大型割引プランがあるので、それを使います。

docomowith

ドコモwithとは、対象機種を購入すると参加できるプランで、なんと毎月永久に1500円を割引してもらえるのです!

あのドコモが月1500円割引ですよ?

信じられません。殿様商売、王者ドコモが安売り…

これは使うしかありません!

ただし、後述しますが、対応機種を購入しなければいけないので、その分、機種代が最初にかかってしまうのが難点です…。

ともあれ、ドコモwithを利用した最安プランを調べて、ドコモとUQモバイルでガチンコ勝負させてみました。

ひが~し~、ドコモの最安プラン

シンプルプラン:

980円×2人分=月1960円

SPモード代金:

300円×2人分=月600円

ベーシックシェアパック(2人で合計10GBまで利用)

月9000円(親回線のみ)+月500円(子回線)

=月9500円

ずっとドコモ割

ドコモ歴10年(4thステージ):月-800円

ドコモwith

月-1500円割引

料金計算(二人分を合算)

1960円+600円+9500円-800円-1500円

=合計9760円

ドコモの一人あたりの携帯代:月4,880円

に~し~、UQモバイルのおしゃべりプランM

UQモバイルのプランMは、

・契約から1年間は月1000円割引(イチキュッパ割)

という割引サービスがあるのですが、1年目以降は適用されないので「イチキュッパ割は無し」という厳し目のルールで計算します。

UQモバイルの料金プラン詳細は、下記の公式サイトを見て下さい。

UQモバイル 公式サイト

おしゃべりプランM

  • 1人6GB:合計12GB利用可
  • 通話は5分かけ放題

わたし:月3980円
嫁:月3480円(UQ家族割で2回線目は-500円)

一人あたりの携帯代:月3730円

ドコモ最安プランとUQモバイルを比較

  • ドコモ:月4,880円
  • UQモバイル:月3,730円

UQモバイルの方が1000円も安い!

仮にドコモ歴15年の最上級プラチナステージでも、200円くらい安くなるだけなので料金は逆転しません。

さらに、今回の計算では、UQモバイルの初年度のイチキュッパ割引を排除してますからねー。本来、UQモバイルのプランMは1年目2980円です。

1年目以降は割引が終わってしまうので3980円で計算しましたが、それでもドコモより安い。

さらに、ドコモ派には悪いお知らせがあります。実は、今回の計算では、ドコモwithに入るための端末代を計算に一切入れていないのです。

ドコモwithの弊害、それは端末購入の強制

ドコモwithに入るためには、対応端末を購入しないといけません。

全部アンドロイドです。富士通のarrowsやサムスンのギャラクシーなど…

価格は2万~4万くらい。

まぁ新規機種が欲しい人にとっては、特にデメリットではないのですが

「いやいや、SIMフリーのiPhoneを使うから、アンドロイド端末なんていらね」

という方にとっては邪魔な条件以外の何者でもありません。

しかし、購入しないとドコモwithに入れない。きついですねー。いらない端末に2万~4万出せますか? という話です。

ドコモwithの対象スマホは、富士通のarrowsとかギャラクシーとか…別に性能は悪くないけど…って感じ。

私はiPhone派なので、いまさらアンドロイドに戻る気はありません。

裏ワザとして、SIMはiPhoneに入れてしまい、ドコモwith対象端末は中古スマホとして売却するという手法を使えば購入代金を少し取り戻せます。

例えば、富士通の2018年夏モデルの「arrows Be F-04K」なら定価4万円ですが、メルカリで2万5000円前後で売却できます。

それでも、差し引き1万5000円の費用(1台あたり)がかかります…。

自分で使えば『機種交換のついでにドコモwithに入れた』という事になるのですが、iPhoneを使いたい場合は赤字覚悟で売却しなければいけないので

「ドコモwithに入るために、1人につき手数料1万5000円を支払わなければならない」

といった話になるので、キツイですね。

私と嫁はiPhone派なので、ドコモwithに入るなら、端末を即売却しても2台で3万円近い手数料を支払うハメになります。きっつー!

しかも、ここだけの話…ドコモショップで買うと、場合によっては『頭金』と呼ばれる販売手数料を端末に上乗せされる可能性があります。

例えば、「arrows Be F-04K」の定価は33,696円なのですが、4万3000円と1万円上乗せのボッタクリ価格で売られる可能性があるのです。

ドコモショップを運営しているのは代理店なので、こういった「上乗せ」をするショップが少なくありません。

一方、UQモバイルなら、端末強制購入の制約はなく、事務手数料は3000円かかりますが、それだけです。ぼったくりもありません。

UQモバイルならiPhoneSE(128GB)が実質1万円台で買える

おまけにUQモバイルに端末セットでMNPすると『マンスリー割』という端末購入サポート割が適用されるので、iPhoneSE(128GB)を実質1万円台で手に入れる事が出来ます。

SEの128GBモデルは定価5万円なので、4万近くお得です。

一括でも分割払いでもコストは変わりません。iPhoneSEは数世代モデルが古いとはいえ、端末代が1万円台ってめちゃお得ですよ。

iPhoneSEは中古でも3万円はします。

ぶっちゃけSIMロック解除して(一括なら翌日、分割なら101日以降にオンラインで解除可)そのままメルカリに売却すれば、差額分だけお金儲けも出来ます。

SIMは1万円程度のiPhone5Sかアンドロイド携帯に差し替えればOK。

ちなみに、私はSIMフリーの中古iPhone5S(8000円)を使ってますが、ちょい遅い&写真の画質悪いくらいで普通に使えてますよ。

安心のAppleブランド「iPhone」が8000円で使えるのですから、コスパ最強です。

さすがに写真や動画を撮りたい、ゲームがやりたい等の目的があるなら、iPhoneSEを使った方が良いですけどね。普通に使う分なら5Sで十分です。

ドコモwithのように、欲しくもないアンドロイド端末を強制購入させられるより、ずっとお得です。

UQモバイルの総合レビューにて、その他のメリット・デメリットなどを解説しています。詳しく検討したい方は下記の記事をどうぞ。

・UQモバイルの総合レビュー。価格・スペックを比較してメリット・デメリットを解説

まとめ:UQモバイルの方が圧倒的に安い

まとめると、

・ドコモ最安プラン:1人あたり月4,880円 + 手数料1万5000円

・UQモバイル プランM:1人あたり月3,730円 + 手数料3000円

手数料合わせると、圧倒的にUQモバイルが安い!

という結果になりました。

UQモバイルの速度はどうなの?つながりやすさは?

UQモバイルはAUの電波を利用しているので、普通にキャリアと同じくらい広範囲でつながります。

通信速度ですが、格安SIMの中で最も速く、3キャリとほぼ通信速度が変わりません。

しかも混雑中のお昼や夕方でも問題なし。

よって「格安SIMだから使い勝手が落ちる」というデメリットはないですね。

UQモバイル唯一のデメリットは海外での利用

ただし、UQモバイルは海外で通話をすることは出来ません。

ドコモをはじめとした3大キャリアは、海外でも通話可能&1日4000円上限で通信し放題…という機能があるので、海外で緊急連絡をしたい時にサッと連絡ができます。

格安SIMは、どのブランドも海外では使えないので、そこが弱点ですね。

ただ、海外にあまり行かない人。海外ではWifiしか使わないよ…という方は問題ありません。

・UQモバイルの総合レビュー。価格・スペックを比較してメリット・デメリットを解説

私が選んだのはこちら!

色々考えましたが、私はやはりUQモバイルの方に魅力を感じました。

ドコモ歴10年なのにあんまり安くならないし、使い勝手が変わらないなら、ガッツリ安いUQでええやん!と思ったんですよ。

ドコモwithを使えば、価格差は月1000円くらいまで追いつけるんですが、アンドロイド端末購入が強制というのは痛すぎる。

という訳で、最終的に私が選んだのは『UQモバイル』です!

…と、言いたかったのですが…

嫁「私、海外旅行行った時に電話つながらないのヤダなー」

私「え?」

嫁「ドコモにしよ!」

私「で、でも、UQの方が月1000円以上安くなるし、ドコモwith入るための端末代がめちゃ高…」

嫁「ゴチになります」

docomo新規機種

arrowsf04k

嫁の一声により、ドコモwith、夫婦で加入…!

よーし、ドコモ歴15年目を目指して頑張るぞ!

…15年使っても、月200円安くなるだけなんですけどね。

あと、ドコモショップで定価3万3,696円のarrows Be F-04kを4万で売りつけた代理店の兄ちゃん、許さんぞ!

やっぱりヤマダ電機で変えればよかった(`;ω;´)

お金を節約したい方は、ぜひ嫁を説得して、夫婦でUQモバイルのご利用を強くオススメします。

UQモバイルのプランや乗り換えの方法は、下記の公式サイトを見て下さい。

UQモバイル 公式サイト

総合レビューはこちら

・UQモバイルの総合レビュー。価格・スペックを比較してメリット・デメリットを解説

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