初めての資産運用なら個別株よりインデックス投資の積立がおすすめ。株で800万損した私が学んだ投資の本質

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どうも。そーせい株【4565】を頂上でジャンピングキャッチして、イギリスEU離脱騒動で損切りし、800万近い損失を出したクロネコ屋と申します。

この記事を読んでいる方は、恐らく資産運用を考えている方々だと思うのですが、いきなり「株で800万溶かした!」という肩書が出てきてびっくりしたと思います。

「資産運用のアドバイスを求めているのに、株で大損した奴の話なんて聞いてタメになるの?」

と思っている方。
なぜ、あなた方は「自分は投資で失敗しない」と思えるのでしょうか?

投資で失敗する人の多くは、失敗経験が無いゆえに無茶な投資をして痛い目を見ます。

資産運用や、株式投資、FXなどの書籍には、投資で失敗した体験談があまり書かれていません。セミナーの講師も、投資の失敗談はあまり語りません。

なぜなら、彼らは株やFX、投資信託を販売することを目的にしているケースがほとんどだからです。

一度でも株の売買やFXをしたことがある人ならご存知かと思いますが、投資に絶対はありませんし、想定以上の損失が出た時の恐怖感は本やセミナーでは絶対に学べません。

ですから、私の失敗談は必ず読んでおくべきです。
初心者の方は特に強く勧めます。

詳しい失敗談を書いた記事はこちら。
株で800万損した私が考える株式投資の危険性

皆さんには、私と同じ過ちを犯してほしくないです…。
800万の損切りをした時は、夜も眠れないほど苦しみました。

投資は本来、お金に働かせて資産を育てていくもの。
それが、いつの間にか、日々の値動きに一喜一憂して、最後は暴落で退場する…。

そんな落とし穴に見事にハマった私が最終的にたどり着いた結論。

それは、インデックス投資を積み立てる、という地道な方法が一番ラクに稼げる…という事です。

今回は、なぜ初心者の方にインデックス投資がおすすめなのか。そして、どの投資信託がおすすめなのか紹介します。

私が購入している投資信託は【世界経済インデックスファンド】

私が購入しているのは世界経済インデックスファンドという、全世界の株式と債券に投資する投資信託です。

この世界経済インデックスファンドは、購入手数料無料で、世界の株式と債券にバランス良く振り分けられており『値動きが世界経済の成長に比例する』という特徴を持っています。

通常、インデックス投資というのはアセットアロケーションを決めて、自分でリスク管理をする必要がありますが、私はそこらへんの手間を省きたかったこと。リバランスをするのが面倒だと感じたので、世界経済に連動する世界経済インデックス一本に決めました。

世界経済インデックスの過去のパフォーマンスは、下記の通りです。
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こうしてみると、右肩上がりなのがわかりますね。

しかし、これはリーマンショックなどの暴落を経験していないため、右肩上がりになっているのです。

暴落が起こったらインデックス投資はどうなる?

世界経済インデックスはリーマンショック後に作られた投資信託商品です。
そのため、暴落を経験しておらず、すごい勢いで評価額が伸びているように見えます。

しかし、暴落は必ず一定周期で起こるものです。
ITバブル崩壊、リーマンショックなど、おおむね7年周期で弾けていますね。

世界経済インデックスと同じく、世界の株式・債券にバランス良く投資しているセゾンバンガードバランスの値動きを見て下さい。

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リーマンショックがあった2008年に、なんと-40%近くまで暴落しています。

評価額10000円の時に購入していたら、どうなっていたかイメージできますか?

2000万購入していたと仮定しましょう。
そこから40%の評価損ですから、一気に資産が1200万に目減りします。

損失額800万という数字が叩き出され、初心者であれば気を失うレベルのショックを受けるでしょう。

おまけに2008年~2012年までは値動きが小さく、2013年を超えてようやくリーマンショックの暴落から回復しています。

暴落は、過去のデータから見ると、おおよそ5年前後で基準額が回復します。
つまりリーマンショックを経験しても、5年以上頑張って保有(あるいはドルコスト平均法で毎月積立)をしていれば、損をするどころかプラスに持っていくことが出来ます。

実際、リーマンショック前に運用を開始したセゾンバンガードバランスファンドは、開始時に買っていれば、現在は19%近い評価益になっています。

運用から9年ほど経っているので、年利は2%前後ですが、もしもリーマンショック後、積立投資をしていれば、もう少し利益は大きかったでしょう。
年利3%~4%は取れたと思います。

しかし、途中で「もう無理だ」と投げてしまったら、損失確定になるので、資産運用どころか溶かして終わり…という最悪の結果になります。

つまり、インデックス投資は5年~10年スパンで考えれば、世界経済が成長する限り年利4%前後の利回りは確保出来るのです。

銀行に置いておくよりも、ずっと利回りが良いですね。

個別株と違って値動きが激しくない

個別株の場合、どうしても値動きは激しくなります。

そのため、損をした時は動揺してしまいますし、利益が出ても「簡単に儲かる」と過信してしまい、暴落で大損するまでリスクの高い投資を続けてしまう危険性があります。

また、個別株は倒産や不祥事のリスクもあるので、先が読みにくいです。

世界経済に連動する投資信託を積み立てていれば、例え暴落を挟んでも長期保有でそこそこのパフォーマンスを得ることが出来ます。

なにより、評価額の上下に一喜一憂する心配がありません。

なぜなら、仮に暴落が起こっても、積立投資ならコツコツ下で拾えるため、暴落から回復する5年後にプラスになるからです。

世界経済インデックスの投資で損をするケースは、戦争などの大規模なイベントで世界経済が低迷する。資本主義が終わり共産主義が主流になる。インデックス投資を終えて売却しようと思っていたタイミングで暴落が起きる…といったケースです。

しかし、そういった事が起きなければ、例えリーマンショック級の暴落がきても、長期保有していれば年4%~5%程度の利回りが放置しているだけで得られるのです。

給料の10%程度の資金を毎月積み立て投資するのが一番ラクな投資です

インデックス投資は、あまり大きな金額を投資してしまうと、値動きに心が奪われて、長期保有が難しくなってしまいます。

ですから、給料の10%程度。
例えば手取り20万なら毎月2万円を投資する…など余裕を持って運用するのがオススメです。

リーマンショック級の暴落を見るに、最悪の場合は-40%まで損失が広がります。

しかし、評価損がある時に売却せず、しっかり長期の積立投資を行えば、手間暇なしで銀行より大きな利息を得られるので、ぜひインデックス投資にチャレンジしてみて下さい。

私は楽天証券で世界経済インデックスを積み立てていますが、まだ証券会社を開いていない人は『セゾン投信』に証券口座を開いてセゾンバンガードバランスか、セゾンの「資産形成の達人ファンド」などを購入すると良いでしょう。

セゾン 資産形成の達人ファンドは、世界経済インデックスよりも個別株に大きく割合をふっており、設定来50%の利回り(年間5%)を叩き出しています。

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セゾンはインデックス投資専門の証券会社で、独自のインデックス投資信託を持っており、インデックス投資のコラムやノウハウも充実しているのでオススメですよ。

セゾンの公式サイトはこちら。
月々5,000円から始める長期投資。セゾン投信

すでに証券会社の口座を持っている人は、世界経済インデックスやニッセイ外国株式インデックスなどがおすすめです。

楽天証券やSBI証券、マネックス証券あたりのメジャーな証券会社で購入&積立が出来ますよ。

ちなみに、インデックス投資の勉強にオススメの書籍はこれです。

・難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

タイトル通り、本当に分かりやすく投資について解説されています。

簡略化し過ぎて、インデックス投資の深いところまで学ぶには不向きですが、今なにをすればいいのかを死ぬほど簡単にまとめているので、投資の入り口にはぴったりですよ。

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