アフィリエイトで法人化して節税は本当に正解なのか?一人起業の法人化について私が思うこと

どうも!専業アフィリエイターのクロネコ屋です。

Twitterでも呟いたのですが、うちは売上が月200万くらいを超えた辺りで法人化しました。

ただ、予想以上に複雑で、色々悩みが多くなってきました。

法人化した理由は「売上が1000万以上になったら法人化した方が税率が安くなる!」と巷で聞いたからです。(今思えば、すごくシンプルに考えて法人化を決めました)

過去の収益報告はこちら。

・【収益報告】私がアフィリエイトで1年で稼いだ金額は7500万でした。

ネットで「個人事業主 法人化 節税」とかで調べると、どのサイトでも売上が年間1000万超えたら法人化するとお得だよ! と出てきます。

これらの情報を、鵜呑みにして法人化したんですね。

税理士さんも「法人化した方がいいですよ」と言っていたので、じゃあそれで、という形で法人化することに。

しかし、従業員を雇わず、かつ役員にする家族(嫁や両親など)もいない場合、法人化は本当にお得なのでしょうか?

今回は、アフィリエイトで法人化、もとい一人起業の法人化の損得について私の意見を語ります。

税金に関しては素人ですし、金融知識も弱いので、あくまで参考までに聞いて下さい。

法人と個人事業主の税率差について

最初に言っておきますが、私は税理士サンにかなり丸投げしているので、数字はかなりザックリで計算しています。
(これがまた、損得を分かりにくくしている要因なのですが…)

なので数字に関してはザックリ計算になります。
では、いきますね。

まず、法人の実効税率(資本金1億以下)は、34.33%です。
個人事業主の実効税率は、約55%。

個人事業主を貫くクレジットカードの読みものサンが語っているように、個人の最大税率は約55%(所得税45%+住民税10%)です。

参考記事:アフィリエイターは法人成りすると節税できるのか?について、自分の意見を書いてみる。私がなぜ事業の法人化に踏み切れないのか。

ハンパじゃないくらい高いですね。

個人の場合、1億円稼いでも、ざっくり5000万以上のお金が税金で持っていかれるため、手残りはほぼ半分と考えれば良いでしょう。

ただし累進課税制なので、売上が少なければ、その分、税率は下がります。

例えば年間の所得が1,000万円だった場合、手取りは約669万円になるので、税率は34%程度です。

法人化した際の帳簿の手間、税務調査リスク、税理士への支払い等を考えると、年収1000万程度のフリーランスなら法人化するのは眉唾ものですね。

しかし、所得が4000万を超えると所得税が45%に跳ね上がるため、それなら手間をかけてでも法人化しよう!という事になります。

法人化による節税スキームは下記の通り。

・役員には役員報酬として支払うので、個人事業主には無い【給与所得控除】が使えてお得。

・法人の利益には、実効税率34%しかかからないので、個人事業主だったら最大55%もかかる税金が差額分だけお得。

実例:

法人で5000万利益を上げる。
そのうちの1000万を個人に役員報酬として吐き出す。
(役員報酬は経費になる)

法人にかかる税金:5000万-1000万=4000万×34%が税金としてかかる。
個人にかかる税金:年収1000万のサラリーマンと同じ。かかる税金は260万で手取り740万(税率:約25%)

かなり分かりづらいですが、要するに

『でっかい利益は実効税率が一律34%の法人で受け取りつつ、そのうちの一部を役員報酬として給与所得控除を活用して個人に流そうぜ』

という仕組みが、法人化の節税スキームなのです。

法人化の節税効果は色々ありますが、やはり一番大きいのは、この実効税率34%と給与所得控除でしょう。個人事業主は、給与所得控除は使えませんからね。

税金の面では、実はサラリーマンの方がお得なのです。

これだけ見ると

「支払う税金が安くて、お金が残るなら法人化の方が絶対お得じゃん!」

と思いますよね。

実際、稼げば稼ぐほど支払う税金の差は大きくなるので、売上規模が大きい人は、ほぼ皆さん法人化しています。

しかし、ここで疑問点が1つ。

「法人に残したお金は、どうやって個人に移すの?」

という点です。

法人から個人に移すルートを考えるのが、法人化一番の難点

法人化をすると、法人にたまったお金は個人の消費には使えません。

例えば

「よっしゃ!親を高給老人ホームに入れるぞ!入居に1000万かかるんだけど、今個人口座に300万しかねぇ!法人口座にある金使ったろ!」

なんて私的利用を企んでも、税務署に否認されます。

「これ法人のお金、個人利用で使ってますよね? じゃあ役員給与ですね。経費になりませんので、個人の所得ということで、税金しっかり払って下さいね」

と言われ、法人と個人で二重に課税されてしまいます。

会社から個人に貸し付ける事も可能ですが、その場合は利子を取らなければいけません。

税理士の先生いわく、個人→会社への貸付は緩いですが、会社→個人への貸付はかなりチェックされるそうです。

法人で34%税金払って、その上、個人でも税金を払ったら、バカバカしいですよね。法人化によって節税ではなく増税しているというアホな事になってしまいます。

しかし、逆に言えば経費になるものであれば、法人のお金は自由に使えます。

たまに会社の金で取引先や社員とキャバクラ、高級料亭で豪遊してるオッサン社長がいますが、あれは「取引先との打ち合わせ」という名目で経費にしているので、実質、会社のお金を使っているのです。

高級車にのっているオッサン社長も、実はあの車は個人所有ではなく法人所有にしていて、社用車ということで全額、会社の金で買っています。ガソリン代や修理代も、もちろん経費。

「ガハハ!税務署さん。これは仕事で使ってるけん。だから経費やろ?」

という話です。

最初に言った通り、法人にかかる税金は個人事業主より安いですから、法人でモノやサービスが経費で買えるなら、法人のがお得ですね。

極端な話、生活費をすべて経費で払えば、死ぬほどお得な訳です。

もちろん、仕事と関係ない食費や衣服代は経費にならないですし、グレーな経費は税務署とバトル必須なので、実際はすべて経費にすることは出来ません。

しかし、経費を上手に使うことが出来れば、個人の財布を痛めずに節税することが出来ます。飲み会や、友人へのインタビューついでの食事など、経費になり得るものはかなりたくさんあります。

家族を会社役員にして給与を出すのも、良い手ですね。

例えば妻を事務員として雇って、給料を出す。こうすれば、世帯トータルで見ると実効税率はかなり下がります。おまけに妻にも退職金が出せて万々歳。

両親までも役員にしたら、もう節税パラダイスですよ。

個人事業主でも妻を社員にして給与を出すことは出来ますが、退職金までは無理です。

退職金は、支給額から退職金控除を引いて、さらに2分の1した金額に税金がかかるという、非常に節税効果の高い手法なので、法人化したらぜひとも使いたいスキームです。

愛人を役員にしても合法です。事務員として愛人を雇ってるオッサンもいます。

家族経営の会社が多いのは、節税の面で家族を役員にした方がお得だからなのです。

ただ、そういった家族や経費が無い場合は問題です。

私の場合、東京住みなので自動車はいりませんし、飲み会や打ち合わせもそこまで頻繁に行かない。夜の遊びには興味ないですし、金を払って側に置きたい愛人もいません。

共働きなので妻は役員になれませんし(社内規則により名目上も無理)両親も働いています。

つまり、家族を役員にして給与を出して節税。最後は皆で退職金をがっぽり取って法人から個人にお金を移してチャンチャン。というシナリオは不可能になります。

私のように無理に経費を使わず、税金をしっかり払ってキャッシュを法人に残していくと、何が起こるのか?

それは「売上落ちちゃったし、もう個人事業主に戻ろう」という個人成りという撤退ルートを選んだ時、法人に残ったお金を全て抜き取れず二重課税をくらう…というリスクが出てくる事です。

法人を解散した時、法人に残ったお金はどうなるの?

法人化は、あくまで課税対象になる所得が多いからこそ節税に旨味があるわけで、儲からないなら手間と税理士代ばかりかかって、非常に鬱陶しい存在になります。

厚生年金などの社会保険の負担も重いですし、節税どころか逆ザヤになって個人事業主より損…という可能性も出てきます。

赤字を9年繰り越せるので、売上を復活させることが出来れば税金面では損しません。

しかし

「もうこりゃアカン。アフィリエイトのバブル終了や。これからは、コツコツとフリーライターとして年収300万で食ってくで~」

と個人成りを決断した場合は、法人なんてさっさと解散させた方が良いですよね。

特に、退職金は【役員報酬月額×勤続年数×功績倍率】なので、役員報酬が高いうちにサッサと見切りをつけて個人に戻ったほうがお得なケースも多いでしょう。

ここで、法人を存続させるために役員報酬を月額10万円などに落として、しのいだ場合、退職金の支給可能額が落ちる可能性もあります。

退職金で法人のお金を全て抜き取るのがベストですが、それができなかった場合、法人に残ったお金は【配当所得】として個人の財布に移ります。

配当と聞くと

「確か株の配当金は、分離課税で一律20%。だったら別にたいした税額じゃないな」

と思うかもしれませんが、オーナー企業の場合、総合課税となります。

つまり、4000万配当で受け取ったら、20%税金を払えば良い…というものではなく、4000万に住民税や所得税が乗っかってきます。

ここらへんは、ちょっと実際に経験した事がないですし、事例もあまりないので、具体的にどのくらいの税金の負担になるのか分かりません。

しかし、法人のお金は、最終的に上手に退職金等で抜き取ってチャンチャンしないと損する…ということは確実です。

話がめちゃくちゃ、ややこしくなってきましたね。

まだまだ、気になる点はありますよ。

役員報酬で上手に抜いていけばええやん!?

「じゃあ、役員報酬を高くして法人にあまり金を残さないようにすればええやん」

と私は考えました。

例えば、役員報酬を月250万に設定。

所得7500万のうち、年間3000万を個人に。

4500万を法人に振り分けたとしましょう。

個人の税率は、給与で3000万となるとだいたい40%。

法人と比べると6%税金が高くなりますが、誤差の範囲内と割り切ります。

法人には4500万から税金34%を引いた分が内部留保金としてキャッシュで残ります。

年間で3000万くらい法人に残っていく計算ですね。

5年後にサイトが全て沈没。年収300万になっちまいました。個人成りすることを決意。

退職金で250万×5年×3倍=3750万を退職金でゲット!チャンチャンでオシマイ!

……。

この計算ですと、法人に年間3000万キャッシュがたまるので、3000万×5年で大体1億5000万のキャッシュが残っています。

1億5000万-3750万=1億1250万を配当所得で個人に移す。

1億円以上が個人の所得に計上されたら、税金5割持ってかれるやないかい!

というわけで、やっぱりダメでした。

では、役員報酬を月500万くらいにしたら?

課税対象の金額は法人1500万 個人6000万になりますね。

退職金も月500万×5年×3倍で7500万円。

法人で貯まる金額は年1000万×5年で5000万。

これなら退職金で法人の金をぶっこ抜けそうですね。

ただ、そこまでいくと、個人の税率がほぼ50%近くになるので、法人化した意味があんまり無くなるような…。

法人化のスキームは、実効税率34%の法人に税金を集中させる事で、その差額を節税するって話ですからね。

おまけに、途中で売上が落ちたら、高額な役員報酬がアダとなって、法人が赤字になってしまうという状況になってしまいます。

例えば、年間7500万の売上が、途中で2000万になってしまったら、法人は4000万の赤字…。

役員報酬を減額するハメになって、減額したら退職金が減って…というジレンマに陥ります。

頭が痛くなってきませんか?

個人事業主から法人化すると、ここまで色々考えなければいけません。

税金の仕組みを熟知し、節税の百戦錬磨、数字のカリスマ的な人であれば、キチンと節税効果を得つつ、所得を最大限にする戦略が取れるでしょう。

しかし、税金に関してそこまで知識が無い、おまけに数字にも弱い私のような文系が法人化をすると、節税でめちゃくちゃ悩む事になり、本業がおろそかになってしまいます。

今は売上があるので良いですが、売上が落ちた時に

「税理士のコストが年80万だから個人なりした方がいいかも…」

「でも、個人成りしたら配当で二重課税…」

「でも、このまま維持していてもジリ貧だよな…」

税務署「ちわー、税務調査でーす!3日ほど調査・尋問しまーす!」

みたいないろいろな悩みが振ってくる。法人化って本当によく考えた方が良いですよ。

税理士さんに相談するのが一番ですが、税理士さんはアフィリエイターではありませんから、売上推移までは予測出来ませんし、個人成りした時の出口まで語れる先生はなかなかいません。

税金の計算・試算はバッチリやってくれるので、数字は出してくれます。しかし、最後の最後、出口をどうするかは経営者本人が決めなければいけないのです。

法人のお金はインデックス投資にぶち込めないよ

法人のお金は自由に使えない!と言いましたが、私が一番デメリットだと感じたのは、法人のお金をインデックス投資に回せないのでは?という点。

個人事業主だった頃は、お金が自由に使えたので

キャッシュ5:インデックス投資5

というシンプルなポートフォリオが組めました。

しかし、法人化した事によって、財布が2つになったので、かなりカオスになってしまっています。

法人は、前述の通りいろいろな兼ね合いがあるので、個人の資産のように思考停止で半分をインデックス投資に…というのも難しいですし、そもそも法人で投資信託を購入するのって意味あるのか? 等、いろいろ考えてしまいます。

法人のお金をインデックス投資に投げてる事例って、あんまり無いんですよね。

皆さん不動産とかには投資してますが、私は不動産投資はやらないので。

とりあえず、法人は「キャッシュ」と私の中では位置づけして、現金で放置しています。

個人事業主だったら、現金の比率を自由に決められたので、さっさと投資信託で運用出来たのですが、法人化によってどうするかな…とまた悩んでいます。

節税のお得感より悩み事が多くないか?と最近、感じてます。

社宅を法人で買ってみたが、これはオトクなのか?

最近、社宅兼事務所(マイホーム)を法人名義でキャッシュで買いました。

不動産を法人で購入すると、個人には無いメリットがあります。それは減価償却です。

個人で家を買うと、例えば建物の資産価値が落ちても、何も控除はありませんが、法人の場合は毎年、減価償却といって資産価値の低下分を経費に出来ます。

鉄筋コンクリートですと、47年かけて建物価格を引いていきます。うちは年40万~50万くらい経費になりますね。

また、不動産を売却する時、損失が出た場合も経費に出来ます。個人の場合は、売却損が出ても経費にはなりません。

ただし、売却益が出た場合は、個人は売却益3000万まで無税ですが法人はガッツリ利益になってしまいます。

私は「日本の不動産は売却損が出やすいと思っているので、法人のがお得やーん!」と思って法人で買いました。

でも、今って住宅ローン金利めっちゃ低いので、個人で買っても良かったのでは…と今さら思ってます。

フラット35で4000万組めるって新築マンション見学した時に判明しましたからね。

おまけに東京の物件は、マンションであっても土地価格が建物価格より高い。

土地は減価償却出来ないので、辛いですね…。

固定資産税や管理修繕費、その他諸々は法人の経費に出来るので、年80万くらいは経費が出ると思います。不動産を法人で買うメリットは、ここらへんですかね。

「というか、不動産なんて買うなよ。賃貸でええやん」

と思うかもしれませんね。

賃貸でしたら、身軽ですし法人で借りればガッツリ経費になりますから。

これは単純に、欲しい物件(住みたいと感じた物件)があったので買いました。多少損してもいいかな、という気持ちで買ったので、ちょっとした贅沢品として捉えています。

が。

こいつがまた曲者でして…。

法人で買ったということは、所有権は法人にあります。

これからも会社が存続すればいいのですが、売上が落ちて「個人成りしよう…」と思った時に、こいつも個人に所有権を移さなければいけません。

税理士の先生に相談したところ「退職金代わりに現物を支給すればいい」的な話をしていました。

でも、退職金を不動産で使い果たしてしまったら、法人に残ったキャッシュはやっぱり二重課税くらうのでは? と疑問に思ったり。

結局、出口で大幅に二重課税ペナルティを受ける気がします。

売却してキャッシュにして、売却損を出すなり、やりくりすればええやん…とも思いましたが、マイホームを手放すという結構ショッキングなイベントになりますので、ストレスですね。

私は結構、そこらへんは古い価値観の持ち主なんです。

所有権が個人にあれば、別に法人を解散しても取られないですからね。減価償却や固定資産税が経費にならないですが…。

どれもこれも、法人が存続すればいいだけの話ですが、状況の変化に税金面でいちいち対応しなければいけないので、手間は確実に増えています。

個人事業主なら、シンプルなのでそこら辺は楽なんですよね。

法人化して何十年も続けば、税率の差額効果で、二重課税されてもトータルでお得だよ、という話になるかもしれませんが、逆に言えば

『法人化して速攻で倒産したら、あんまりお得じゃないよ』

って話なのでは? と思います。

家族を役員にして、法人のお金を世帯で受け取って、最後は皆の退職金でしゃぶり尽くす!という話なら法人化はかなり強いですが、たった一人でこれからも会社をやっていく場合、出口はかなり限られている気がします。

ちなみに、社宅は新築ではなく中古マンションです。

リフォームをしているのですが、これが意外と大変でして。
その体験談を記事としてまとめました。リフォームを考えている方は参考までにどうぞ。

・【体験談】中古マンションをリフォームする時の注意点。値段だけで中古リフォームを選ぶ前に知っておくべき全知識

法人化は根っこを張るようなもの…と考えてます

ここまで散々「法人化したらやべーぞ!」みたいな論調で話していますが、利益がガッツリ出ているなら節税効果があるのは間違いありませんし、10年、20年と法人を継続出来れば、出口も徐々に広がっていくと思います。

しかし、間違いなく言えることは、個人事業主よりも手間はかかるし、動きは鈍重になる…という事です。

個人事業主時代のように、確定申告と帳簿付けを税理士に丸投げも出来ません。

法人化はパワードスーツを装着するようなもので、スピードを犠牲にするかわりに装甲を頑丈にする的な感じですね。

パワードスーツが戦闘中に故障すると、途端に「やべぇぞオイ!」みたいに混乱してコケて自爆するリスクもあるので、法人化は急がず、しっかり考えてからやった方が良いと思います。

法人化すると信用度アップ!って話もありますが、アフィリエイトの場合はそこまで関係無い気がします。

「旅費日当」

「退職金」

「法人保険で損金扱いにして、赤字の時に売却」

などなど、法人化ならではのスーパー節税術もありますが、アフィリエイトは先が読めない事業ですので、法人化はしっかり考えてからやった方が良いですよ。

私が読んだ書籍

法人化の節税や仕組みは、下記の2点の書籍を読んで勉強しました。

実例付きで、重要な所をザックリ学べます。

ただ、実際にやってみると、色々気になる点や出口戦略の難しさなども出てきますので、本の知識はあくまで「一般的な事例」と考えて、自分で判断することが大事ですよ。

ちなみに税理士の先生は、利益が出ていれば、基本的に法人化を勧めてくる人が多いです。

安易に税理士先生の言葉を信じて、ノリで法人化するのはやめましょうね。

パワードスーツを着る覚悟があるか、使いこなせるか考えてから、決断しましょう。

私はもう法人で不動産も買ってしまいましたし、法人の方にキャッシュも貯めてるので、もう倒産しないよう荷馬車のように突っ走るしかありません。

法人として生き残り続ければ、苦労した分、節税効果も出てきますし退職金、退職控除の額も増えていきますからね。

要するに、法人化は…

やる気の問題です!

「売上が落ちた時の事なんて、そん時考えりゃいいんだよ!ガハハ!」

みたいな豪快な心意気があれば、たぶん大丈夫だと思います。

「次は不動産だ!シェアハウスやるぞ!」

なんてオチにならないよう、今後も頑張っていきたいです\(^o^)/

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