私はタイトルの通り、Amazon信者のくせに楽天カードをメインカードとして使っています。
楽天カードは、楽天が発行している年会費無料のクレジットカードで、その名の通り利用額の１％分、楽天ポイントが付くクレカです。
「はぁ？ 楽天？ 楽天市場なんて使わないんだけど？」
という意見をネットのあちらこちらで聞きます。
確かに、楽天市場はクソです。
Amazonやヨドバシ・ドット・コムと比べたら送料分割高だったり、登録したら鬼のようにメルマガ爆撃をかましてきたり…
そもそもページがゴチャゴチャしていて見にくい等々、いくら楽天ポイントが使える＆めっちゃ貯まるからといって積極的に利用したいサービスではありません。
フルーツや野菜なんかは、楽天でしか買えない個人農家さんの商品もあるんですけどね…。
私も、普段はヨドバシ・ドット・コムかAmazonで買い物をしています。
「Amazonを使うなら、Amazonポイントが付くAmazonクレジットカードかオリコカード（オリコモール経由のAmazon利用で還元率２％）でいいんじゃないの？」
という意見も、まぁ分かります。
しかし、それでも私は楽天カードをメインに使っています？
なぜか？
理由は３つあります。
１：楽天ポイントは楽天ブックス、楽天デリバリーや楽天トラベルでガッツリ使えて便利
１－２：楽天ポイントで楽天証券の投資信託に投資できる（2017年追記）
２：審査がゆるい
３：Amazonが最近デリバリープロパイダとかいうクソ配送業者を使っている
一つずつ解説していきますね。
目次（もくじ）
１：楽天ポイントは楽天ブックス、楽天デリバリーや楽天トラベルでガッツリ使えて便利
さんざん「楽天市場は高い！使いにくい！メルマガ爆弾ふざけんな！」と文句をたれましたが、楽天ブックスと楽天トラベル、楽天デリバリーに関しては使い勝手が良好です。
本やゲームであれば、送料無料の楽天ブックスならAmazonと代わりありませんし、楽天カードで払えばポイントが２％付きます。
配送はもちろんクロネコヤマト。楽天ブックスなら即日配送作業をしてくれます。
後述しますがAmazonは最近、デリバリープロパイダとかいうクソ配送業者がランダムで混じるので、最近はもうヤマト固定の楽天ブックスにしています。
当然、楽天ポイントで支払うことも可能です。
楽天トラベルは国内旅行の予約に使っています。
ライバルにリクルートが運営する「じゃらん」がありますが、リクルートの運営するモール「ポンパレモール」は楽天を超えるクソモールなので、リクルートカードは最初から除外しています。
ちなみにYahoo!ショッピングもなかなかのクソっぷりなのでYJカードも除外。
国内旅行のホテル予約は、普通に1万～5万くらい使うので、付与されるポイントが結構デカイです。当然、支払いに楽天ポイントを利用することも可能です。
そして楽天デリバリー。
ココイチやピザハットなど、お馴染みの出前が楽天経由で頼めます。値段は通常と変わらない上に、楽天ポイントがしっかり付きます。こちらも楽天ポイントで支払いOK。
私はココイチをよく出前で注文するので重宝しています。
サイトの使い勝手も楽天のくせに良好。
つまるところ、楽天ブックス・楽天トラベル・楽天デリバリーの3サービスの完成度が神過ぎるので、総合的に楽天カードの使い勝手が最強！ と私は感じています。
クレジットカードってたくさん作ると面倒くさいですから、なるべく少ない枚数にしたいですよね。
私は楽天カードしか持っていませんし、これ一本で十分生活出来ています。
たまに利用するサービスごとにクレジットカードを切り替えている人がいますが、手間を考ええると大変な時間の損失です。
財布のスペースも圧迫しますし、明確な目的がなければ断捨離した方が良いと思います。
１－２：楽天ポイントで投資信託に投資できる
2017年、ついに楽天ポイントで投資が出来る！という素晴らしい改善が実施されました。
楽天が運営する楽天証券にて、楽天ポイントクラブと連携すると、なんと楽天ポイントで投資信託をそのまま購入することが出来るようになったのです。
実際に、私の楽天証券の画面を見てみましょう。
はい、こんな風に現金で投資する以外にも、楽天ポイントで投資が出来るんですよ。
もちろん、売却した時は楽天ポイントではなく現金で返ってきます。
これ完全にポイントの現金化やん！
まぁ、証券口座を作って投資信託に投資できる環境がないと難しいので、ハードルはちょっと高いかもしれませんね。
投資信託ってなに？ という人向けに解説
投資信託とは、株式や債権など、プロが選んだバランス良い投資商品の詰め合わせパックのようなものです。
例えば、日本株インデックス投資信託であれば、それを購入するだけで日本株全体に投資出来ます。
購入手数料0円の投資信託なら、手数料0で現金と同じように投資が出来てしまいます。
昔は買い付け時に3%とか手数料かかったんですけど、今は購入・売却なら完全無料が多いですね。
すなわち、手数料0円の投資信託を楽天ポイントで購入してすぐに売却すれば、システム上、手数料0円で楽天ポイントを現金化出来ます。
「楽天ポイントの使い道がない！」
という人でも、手軽に投資に使える＆現金化が出来るという点で、楽天ポイントの使い道は大幅に向上しました。
２：審査のハードルが低め
楽天カードは自営業、フリーランス、フリーター、主婦、派遣社員といった審査に落ちやすい人でも作りやすいです。
実際、私はフリーランス時代（年酒300万前後）に作りましたが、余裕で審査通りました。
さすがにクレジットカードを焼いた事がある、携帯料金を滞納した事がある人は厳しいですが、基本的に通ると思います。
限度額１０万円からのスタートですが、使い続けていれば上限はガンガン上がります。
最大で１００万円＋一時的な増加２００万の合計３００万まで伸ばせます。
そこまで上限があれば、十分事足りますよね。
ちなみに、職業「スナイパー」でも審査に通ったというコピペが２chで有名ですが、今はスナイパーでは通らないようです。
自営業で職種「魚屋」とかなら通るらしいですが、嘘をついてもしょうがないので正直に書きましょう。
３：Amazonが最近デリバリープロパイダとかいうクソ配送業者を使っている
Amazon最大の失敗。それはヤマトや佐川よりもクソな地方配送業者『通称デリバリープロパイダ』を利用し始めたことです。
詳しくは下記のブログを参考にして下さい。
>> 【激怒】不満爆発！ Amazonの配送業者「デリバリープロバイダ」をできるだけ避ける方法
お届日時を指定したり、コンビニ受け取りにすれば回避出来ますが、使い勝手が悪くなったことは言うまでもありません。。
私もデリバリープロパイダには一度やられたことがあります。
本を注文したら、外出中に電話がかかってきたのです。
「もしもし？ クロネコ屋さんですか？ 不在なら宅配ボックスに置いといていいっすかね？」
うちのマンションに宅配ボックスなんて無いぞ？ と思いつつ了承（混乱してました）。
帰宅すると、ドアの横に置かれたAmazonの箱。
おい…兄ちゃん。
アンタの言う宅配ボックスってのは（床）のことなのかい…？
いやー、あり得ないですよ。
ちなみにデリバリープロパイダで商品を壊された人は、Amazonにクレームを出して返品・交換をしてもらったそうです。
恐るべきデリバリープロパイダ。
その悪行はTwitterで検索すれば分かると思います笑
そんな訳で、最近はAmazonよりヨドバシ・ドット・コムを優先して使っています。
ただ、ヨドバシだと扱ってない製品も多いので、Amazonプライムに登録してヤマト運輸オンリーにするのが一番正解です。
Amazonプライムなら、月額400円で送料無料、Amazonビデオ見放題、Amazonセール優先参加、プライムミュージックで音楽聞き放題など特典盛りだくさんですからね。
ちなみにAmazonクレジットカードを発行しているのは三井住友なので、審査は厳しいです。
ぶっちゃけ私は一回落ちました。
４：どこで使っても1%付く楽天カードが一番使いやすいです
今まで、Amazonを使うならAmazonクラシックカードでいいや…と思っていたのですが、昨今のAmazonの怠けっぷりと、楽天ポイントの使いやすさの向上を見て、やはりメインカードは楽天が最強だな！と思いました。
Amazonはプライムじゃないと送料無料にしない！ という囲い込みも露骨で、Amazonプライムに入る気がなければ、Amazonを積極的に利用する意味はありません。
水や生活用品は、ぶっちゃけAmazonではなく、1品でも送料無料のヨドバシ・ドット・コムで十分です。
ヨドバシ・ドット・コムはガチで配送早いです。深夜に注文して、翌日の午後に届くのですから、Amazonに対抗できる唯一の通販かもしれません。
おまけに水や生活用品、電化製品まで商品も幅広いです。
ただ、ヨドバシ・ドット・コムで優遇されるクレジットカードは無いので、どこで使ってもポイント1%が絶対に付く楽天カードが最強という事になります。
そんな訳で、私は楽天カードをメインにしています。
今なら、楽天カードを作ると楽天ポイントが貰えます。カードを作るだけで2000ポイント以上もらえるので、かなりお得ですよ。宣伝メールが結構来るので、登録するメールアドレスは捨てアドにしたほうが良いです。
まとめ：年会費無料のクレジットカード選びで消耗するくらいなら楽天カードでOK
クレジットカードは、ついつい「一番お得なカードをメインにしよう！」と血眼になって比較してしまいますが、私は常に１％の楽天ポイントが付く楽天カードで十分だと思います。
楽天モバイルやアプリなどを併用すれば最大７％までポイントバック出来ますし、クソッタレな楽天市場も『みかん』や『さくらんぼ』といった農家直売のフルーツにはめっぽう強いですし、使えないことはありません。
あと、ふるさと納税がポイント付きで出来るのもデカイです！
最近はHIS旅行券など、換金性・実用性の高い返礼品があります。実質2000円で2万～8万円分の旅行券が貰えます。
おすすめの自治体と、ふるさと納税のやり方はこちら
・2018年一番お得に旅行券が貰える「ふるさと納税」を紹介。私が選んだ自治体はこれだ！
高還元でしばしばアピールされているリクルートカードなんかは、ポイントの使い勝手が悪いです。
つまるところ、楽天ポイントは何かしらに使えるので、無駄がないんですね。
楽天銀行を持っているなら、振込手数料にポイントを使うことも出来ますし。その他にも使える場面は山ほどあります。
リクルートポイントはポンタに変えられるので、最悪、ローソンで使えますが、私はセブンイレブン派なのでポンタ入りません笑
居酒屋で飲み会をする人はホットペッパーグルメで使えるので、飲み大好きな人にはいいんじゃないですかね？
あとはホットペッパー経由で美容室を予約すればリクルートポイントは使えます。ただ、ホットペッパーの美容室予約は全額リクルートポイントで支払えない！ と嫁が激怒していました笑
あとは王道のじゃらん予約くらいですかね。
クレジットカードっていうのは、要するに『どの企業の経済網に入るか』というものなので、自分が使っているサービスをしっかり把握してメインカードを決めると良いと思います。
「うちはイオンをめっちゃ使います！」
って人はイオンカードが一番お得ですし、海外旅行に行く人は保険やカスタマーサービスも考えてゴールドカードを検討すべきでしょう。マルイをよく使う女子などはマルイでポイントが鬼のように付くエポスカードなど、また違った選択肢があると思います。
ただ、独身男性でひいきにしているお店も別に無い…という事であれば、使い勝手がいい楽天カードで十分だと思いますよ。
おまけ：バックパッカーやワーホリにも楽天カードが人気な理由
余談ですが、バックパッカーやワーホリに人気なのは、実は楽天プレミアムカードです。
理由は簡単。年会費１万円で全世界の空港にあるラウンジが使える「プライオリティ・パス」が付与されているからです。
プライオリティ・パスは通常、ゴールドクラスのクレジットカードにしかつかないのですが、楽天プレミアムカードは年会費１万円と最安で得られるので、バックパッカーやワーホリに人気なのです。海外旅行保険も自動付帯なので、意外とそこらへんも優秀です。
↑羽田空港のラウンジ。
海外を旅する人も、ぜひ楽天カードをメインにして楽天経済網に入りましょう笑
まぁ私は楽天ブックス、楽天トラベル、楽天デリバリーの三種の神器と、訳ありみかんの注文。ミネラルウォーターの箱買いくらいしか楽天使ってないですけどね笑
2017年は投資信託への積立て投資をはじめたので、最近は楽天ポイントは投資信託に突っ込んでます。
クレジットカードが少ないと管理も楽ですよ。
