なぜお金持ちになるために投資が必要なのか解説します

こんにちは、クロネコ屋です。

いつもはTwitterで副業・ブログの書き方(稼ぎ方)の話をしているのですが、今回は「なぜ、お金持ちになるために、投資の知識が必要なのか?」という話をしたいと思います。

といっても、あくまで触りだけ。具体的な銘柄推奨とか、株の必勝本みたいな変な物は売りつけないので安心して下さい。

さて、皆さんはお金持ちと聞くと何を想像しますか?

多くの人は事業で成功した経営者や大人気のアーティスト、芸能人、お笑い芸人などを想像します。しかし、実はそういった見えやすい成功以外に「長期投資で財を成す」という裏ルートがある事をご存知でしたか?

投資で成功といっても、例えば

  • 3ヶ月で10倍になる株を買った
  • 仮想通貨で100万円が1億円になった
  • GoogleとApple、Amazonの3銘柄に集中投資で儲けた

といったギャンブル的な短期投資ではありません。もっと地道な、例えば10年で資産1.5倍(年利5%×10年)といった長期スパンでの投資です。

現代は金融緩和といって、世界中の銀行がお金をじゃぶじゃぶ刷るのが常套手段になっています。「景気よ、良くなれ!デフレ不況になるな!」と魔法の杖よろしく、現金を刷りまくって配りまくっています。

「え?お金をバラ撒いてるの?ウチの所には振ってきてないけど…」

と思うでしょう。残念ながら、金融緩和で刷ったお金は不動産や株式市場に流れてしまい、庶民に給付金として落ちてくる事はありません。

ともあれ、こんな風にお金がバラ撒かれると何が起こるのか?

現金の価値が落ちて、物価や株価が上がるインフレにつながります。

インフレの解説漫画↓

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つまり貯金だけをしていると、いつの間にか資産が目減りしてしまう…という罠にハマるのです。

株式投資や資産運用といった言葉を聞くと、「詐欺では?」「バブル崩壊で大損した人を見たぞ!」と身構えてしまう人が多いですが、それは投資とは何か学んでいないゆえに、知らないから必要以上に怯えてしまうのです。

もちろん悪質な詐欺もありますし、暴落するリスクもあります。

しかし、世界の流れに逆らって日本円の貯金一本槍で生きていくよりも、年利5%でも良いから少しずつ「お金に働いてもらう」という仕組みを回していった方が、5年後、10年後、20年後に財を成せる可能性は高くなりますよ。

マネーリテラシーとは、単に「これからの人生で出ていく支出を把握すること」ではありません。

「いかにお金に働いてもらうか、そのための仕組みを理解できるか?」という知識こそが、イノベーションが加速する現代資本主義に必要なマネーリテラシーなのです。

貯金だけで生きるリスクとは

まずは「資産運用なんて必要ない。貯金だけでいい」という方針のリスクについて考えてみましょう。貯金のみで生きるという事は、100%日本円だけに投資するという意味です。

為替相場を見ると分かりますが、日本円は常に一定の価値がある訳ではありません。1ドル=100円の時もありますし、1ドル=120円、1ドル=90円の時もあります。

これは「米国のお金ドルに対して、日本円はどれくらいの価値があるか」が変動しているのです。

例えば日本円の価値が暴落して、1ドル=1万円になってしまったら、米国のマックで5ドルのハンバーガーを買うのに5万円必要になってしまいます。

マックのバーガーが5万円! キツイですね。

これで日本で貰える給与が大して伸びてなければ、日本円しか持っていない、つまりせっせと貯金していた人は大損してしまう事になります。

もちろん、日本円は世界の三大通貨(ドル、ユーロ、円)なので、このような発展途上国のような暴落はおきませんが、1ドル=120円、130円…とジワジワ円安に進む可能性はあります。

私は海外に行かない。日本で住む分には問題ないでしょ…と思っても、そうは問屋がおろしません。いま世界はグローバル化ですべての経済が繋がっている状態なので、海外の物価が上がれば日本の物価も上がります。

食料やガソリンといった必需品は世界中で取り合っているので、当然、日本だけ安く買える…なんて事はありません。

日本の物価が上がらなくても、世界で経済成長が進んで物価が上がれば、日本も強制的に「今日からマックのバーガー5万円ね」と値上げをくらうのです。

日本円の貯金だけで生きるリスクとは、すなわち、こういった円安からの物価値上げに対して防衛手段を持たない事を意味します。

短期的に見れば貯金だけでも問題ありませんが、5年、10年、20年のスパンで見ると、貯金だけで生きているとジワジワ貧しくなることは明白です。

株式や国債を買って『お金を貸す側』に回ろう

では、どうすれば貯金が目減りしていく世界で、お金を増やす事が出来るのでしょうか?

結論を言うと、株式や国債に投資して『お金を貸す側』つまり資産家の立ち回りをすればよいのです。

みなさんは、リボ払いやキャッシングをした時に利息を払いますよね? 例えば100万円を借りて、年利14%と言われたら、1年後に114万円、つまり14万円の利息を上乗せして返済しなければいけません。

株式や国債に投資をするという事は、企業や国に対して、お金を貸して利息を得るという事です。すなわち、お金を貸す側に回るということです。

もちろん、不況になって企業や国が「返せないよ」という状況になると、損をする事があります。個別株などに投資をすると、そのリスクは大きくなります。

しかし世界全体にバランス良く投資する投資信託などを選べば『世界経済に金を貸す』という状態になるので、長期で見れば年利3%~5%くらい確保できるのです。

投資スタイルは様々ありますが、初心者のうちは世界全体に投資をする「世界経済インデックス」あるいはアメリカ全体に投資をする「全米株式インデックス」と呼ばれる投資信託に投資をするのが良いでしょう。

ニュースの印象で投資=危険と思い込んではダメ

しかし、ここまで聞いても「でも、投資は怖い」と感じる人が多いですよね。なぜでしょうか? それはニュースの印象が大きいです。

日本では株価が上がった時はサラリと流しますが、暴落が起きた時はセンセーショナルに伝えます。これは「ネガティブなニュースほど記憶に残る」という人間の心理をマスコミがよく知っているからです。

テレビや新聞、ネットニュースにおいてネガティブな記事が多いのは、恐怖を煽った方が注目を集められるからです。

メディアは視聴率が高ければ高いほど広告費を稼げるので、わざとネガティブなニュースを強く報じるのです。

大衆メディアを信じると貧乏になる理由【テレビの情報は嘘】
どうも、クロネコ屋です。結論:大衆メディアを信じていると貧乏になります。昔は「テレビばかり見てるとバカになるよ!」なんて親が子供に説教していましたが、今はバカどころか貧乏になるだろこれ…というのが私の印象ですね。当たりの強い

投資の暴落、株で大損…こういったニュースは、メディアからすれば美味しいニュースです。一方で、保守的な資産運用をしている年金機構などが運用益を出しても、うんともすんとも言わない。

これがメディアの偏った報道であり、それゆえ「投資=怖い、損する、ギャンブル」という印象が強く残ってしまうのです。

投資をはじめとしたマネーリテラシーは、自ら学ばなければ知る事は出来ません。学校や会社では教えませんし、ニュースやメディアではネガティブな報道しかしない。

となれば、自分で勉強&経験を積んで、自分なりに答えを出す以外に成功の道はないのです。

私、クロネコ屋も学生の頃から株式投資をはじめて、800万の大損を経て、ようやく自分なりに「楽して長期で資産を増やせる手法」を見つけました。

それまで参考にした中で、個人ブロガーや投資の伝統的な教本は参考になりましたが、センセーショナルなニュースは全く役に立ちませんでした。むしろ害悪でしたね。

結論:投資の勉強はコスパが良いからやっておけ

結論を言うと「投資の勉強はコスパが良いからやっとけ!」という事です。

投資の世界には積立NISA、iDeCoなど、税制面でもお得な制度があるのですが、誰も教えてくれません。テレビCMもやってません。自分で調べてたどり着かないとダメなのです。まさしく無知は損です。正しい知識を積み上げれば、詐欺的な投資なども見抜けるようになり、自分を守る盾にもなります。

もちろん、いきなり全額を投資するような大胆なスタートを切るのではなく、例えば月5000円を投資信託で積み立てるなど、スモールスタートをしてコツコツ経験を積んで慣れていくのが良いでしょう。

投資は始める年齢が早ければ早いほど得なので、ぜひ投資の勉強をして『お金に働かせる仕組み』を持って下さい。これがあると無いとでは、財を成すまでの速度が倍近く変わりますよ。

初心者にオススメの投資本

とはいえ「何をすればいいの?」「株とか債権とか色々あるけど、何を買えばいいの」「積立投資が良いって聞いたけど?」などなど、疑問を持つでしょう。投資は様々な情報が散らばっており、どこから手を付けたら良いのか分からないと思います。

そこで、まずはマネーリテラシーの基礎を本で学ぶのが第一歩としてオススメです。

投資初心者の方は、まず「お金の大学」でサクッと理解を深めましょう。お金系YouTuberの両さん(すでにリタイア済みの社長。マネー系メディアを運営していたので、お金に対する理解が深い)が書いた本で、イラスト付きで投資の基礎知識をしっかり学べますよ。

もう少し難しい本でも大丈夫!という方は、こちらの『世界のエリート投資家は何を考えているのか』という本がオススメです。あの著名な投資家レイ・ダリオのポートフォリオが具体的に書かれており、参考になります。

米国株ブロガー「たぱぞうさん」の本もオススメです。米国株を中心にした投資について、わかりやすく解説しています。

たぱぞうさんのブログも参考になるので、ぜひチェックしておきましょう。

たぱぞうの米国株投資
米国株/不動産投資ブログ。某投資顧問のアドバイザ。メディア実績多数。当サイトには広告が含まれます。

「バビロン大富豪の教え」もマネーリテラシーを学ぶにあたって、外せない名書です。原典は難しいので、取っ付き易い漫画版がおすすめ。

現代人のエピソードに当てはめたストーリーもあわさって、サクッと理解できますよ。

 

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