どうも!若ハゲ社長ブロガーのクロネコ屋です。
突然ですが、日本の物価が上がっている…という事をご存知ですか?
銀行の矢玉、日銀さんがあれだけ努力してもインフレにならず、政府が頭を悩ませる中、
「日本でインフレなんて起きないだろ」
「給料が上がらないんだし、デフレだよ、デフレ」
と思っている人が多いですね。
しかし、実は日本がどんなに「デフレだ!」と叫んでいても、世界で見ると物価はどんどん上昇しています。
その原因は、経済成長をしている発展途上国にあります。
例えば、成長著しいマレーシアやインド、中国といった国では、どんどん経済が成長し、お金が使える中間層が増えています。
業績上昇→給料上昇→物価上昇→再び給料上昇…という良質なインフレが起きているのですね。
すると、どうなるかと言うと、日本がどんなに
「給料上がらないんだから値上げしないで」
と言っても、原材料が値上がりするので、メーカーも値上げに踏み切る必要が出てきます。
例えば、今までマレーシアが貧しくてチーズを買えなかったのが、経済成長によって買えるようになった。
すると、チーズ生産者は値段を上げて需要と供給のバランスを取ります。
「日本の給料が上がらないから、値上げするな」と言っても無駄なのです。
物凄くシンプルに説明しましたが、要するに
「世界が発展し続けてる限り、物価上昇は避けられない」
という事です。
日本のように、賃金が上がらないのに物価が上がって、相対的に貧しくなる現象を「スタグフレーション」と言います。
これ、かなりキツイですよね。おまけに、日本は少子高齢化という爆弾を抱えているので、増税も避けられずダブルパンチで負担が増えていきます。
- 給料が上がらない
- 物価は上がっていく
そんな厳しい日本で生き抜くためには、どんな対策をすればいいのか?
今回は「給料が上がらない日本で生き抜くための対策」を紹介します。
目次(もくじ)
1:資産運用を始める
インフレに対する対策の王道と言えば、資産運用です。
インフレというのは『現金の価値が落ちて、物の値段が上がる』ことです。ならば、現金ではなく物で持てば、資産の低下を防げますね。
現金と真逆にある資産は、不動産や株式が代表的です。これらはインフレと共に価値が上昇します。
株式といっても、日本株だけではダメですよ。
世界経済全体で見てインフレしているのですから、世界中の株式に投資しないと、本質的なインフレ対策にはなりません。
不動産も同じで、出来れば世界中の不動産に投資するのがベストな対策です。
「世界の株や不動産に投資するって、どうすればいいの?」
という人にオススメなのが、ウェルスナビです。
ウェルスナビは、世界中の株式に投資ができるサービスで、投資する商品の選択はAIが行っているのが特徴です。
世界中に投資する場合、先進国株式、新興国株式、債権、金など様々な商品を組み合わせなければいけません。
しかし、ウェルスナビならば、そういった難しい事を抜きにしてウェルスナビ一本でバランス良く世界に投資してくれます。
- 投資したお金はいつでも引き出せる
- 10万円から始められる
- やり方は運用プランを選ぶだけ
こういった利点があるため、初心者向けの投資サービスと言えるでしょう
破綻して元本が返ってこない可能性はある?
よく、こういった投資サービスで皆さんが心配する事が「破綻してパアにならないの?」という話。
ソーシャルレンディングのように、途上国の一部サービスに投資するようなハイリスク・ハイリターンな投資なら破綻の可能性もありますが、ウェルスナビは米国やヨーロッパの株式全体に投資をしているので、
破綻=イギリスやアメリカが崩壊
という事になります。さすがに、先進国が崩壊するリスクまで考えたら、投資どころか生活も出来ませんよね。
つまり、破綻する確率は限りなく低い…という事です。
仮にリーマンショック級の暴落が起きれば、一時的に40%近い資産の目減りはあり得ます。
しかし、世界の株式市場はリーマンショック以降、3年で資産価値が回復したように、長期で見れば暴落を挟んでも得になる資産運用と言えます。
ウェルスナビがメインとして投資する米国株であれば、下記のようにリーマンショックで大きく暴落しつつも、3年で値を戻しています。
▼ S&P500(米国の日経平均株価) チャート
リーマンショックほどの大暴落・大不況でも、価値がゼロになる訳ではない…というのが、よく分かりますね。
ウェルスナビは、米国株以外にも金や債権などリスクの低い商品にも投資しますから、実際の値動きはもっとマイルドですよ。
ウェルスナビはどれくらい儲かるの?
残念ながら、ウェルスナビはリスク許容度を最大の5にあげても、せいぜい年間7%~8%の利益しか得られません。
10万円を入れておいたら、年間7000円~8000円増えるイメージです。
世界経済に投資をする以上、1年で2倍になった! といったギャンブル的な大勝ちは期待できないので、あくまで堅実にコツコツ投資するためのサービスという事を覚えておきましょう。
ウェルスナビを使う理由は「インフレ対策」ですから、物価上昇に負けないくらいの上昇を期待しておけば良いでしょう。
少なくとも、利息0.1%以下の銀行にお金を置いておくなら、資産の3割ほどをウェルスナビに入れて世界経済に投資した方がマシですよ。
2:給料の高い職種に転職する
「日本は給料が上がらない」といっても、それは全体で見た時の話であり、儲かっている業界や人手不足な職種では、驚くくらいの高給が支払われています。
例えば「英語が出来る営業マン・技術者」は外資系企業に転職すれば年収+100万~+150万もザラです。
外資系ですと英語が出来ない事にはお話になりませんから、必然的にライバルが少ない=人手不足なので高い給料を払ってくれる…という図になります。
また同じ営業マンでも、儲かっていない印刷業の営業から儲かっているスマホゲームの営業に転職すれば、年収をアップさせる事が出来ます。
業界は違えど、営業という仕事のやり方・スキルは使い回せますから、お金が稼げる業界に移ったほうがお得です。
日本の場合、給料の高さ・低さは企業の規模による所が大きいですが、上記の例のように、職種やスキルを選べば大企業でなくとも年収を上げることは可能です。
「でも、自分の経験・スキルが市場ではどれくらい価値があるのか、分からない…」
と悩んでいる方は、転職エージェントの無料キャリア相談を一度やってみる事をオススメします。
転職する気がなくても、エージェントに相談すれば自分の市場価値はいくらなのか? 転職したら年収はいくらになるのか、具体的な数字を出してもらえますよ。
補足:日本で人手不足なのはプログラマー
今後、日本で人手不足になるのはプログラマーと言われています。
スマホしかり、Webサービスしかり、IT系のプロダクトを作るにはプログラマーがいないとお話になりません。
しかし、プログラミングが出来る人材というのは少なく、不足しているのが現状です。
もし手に職つけて、年収アップを目指したい!新しいスキルを身に着けたい!というのであれば、英語かプログラミングが良いでしょう。
英語とプログラミングが熱い…というのは、10年以上前から言われていますが、未だに需要が根強い所を見るに、この2つのスキルを取得するのは難しい事が分かります。
ハードルが高い分、身につけてしまえば高給取りへのステップアップが出来るので、チャレンジする価値はありますよ。
3:節約・節税をして毎月の貯金額を増やす
収入を増やす事も大事ですが、支出を減らして貯金額を増やすという守りの戦略も大切です。
毎月の貯金額が増えれば、ウェルスナビなど資産運用に回せるお金も増えるので、結果的にお金を効率的に増やす事が出来ます。
年間50万を資産運用に回せる家庭と、年間100万を資産運用に回せる家庭を比べた場合
- 50万×ウェルスナビの利益 7% = 利息3万5000円/年
- 100万×ウェルスナビの利益 7% = 利息7万円/年
このように、資産運用で増える額に2倍の差がつきます。
節約方法としては下記の2つが、簡単に出来て節約効果も抜群なのでオススメです。
格安スマホに乗り換えて固定費を減らす(年間5万~6万円の節約)
ふるさと納税を活用して税金を安くする
・2018年一番お得に旅行券が貰える「ふるさと納税」を紹介。私が選んだ自治体はこれだ!
それ以外の、一般的な節約方法は下記の記事を参考にして下さい。
まとめ:お金は意識して増やさないと増えません
日本では、バブル崩壊を経験して『貯金=安全』という意識が根強いです。
しかし、貯金は知らず知らずのうちに「物価に比べて価値が目減りする」というデメリットがあります。
せっかく貯金を貯めても、インフレ負けしたら、もったいないです。
ぜひ収入アップ・節約・そしてウェルスナビでお金を増やして、インフレに負けないようお金を増やしていきましょう。