こんにちは、クロネコ屋です。
先日、有料noteでも何でもいいから、自分の商品をサクッと売ってみよう!という話をツイートでしました。
お願い。300円でもいいから自社商品を出してみて。Kindleでもnoteでも何でもいい。とにかく「無形商品」で「有料」の商品を出して、それをSNS経由で売ってみなさい。それが出来れば商売なんて楽勝だから。商品開発→宣伝→販売のゼロイチを攻略するのが個人で稼ぐ第一歩
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) November 17, 2022
現代は、SNSと個人が強く結びついた時代であり、自社商品を持つことは収益化のメインステージになりつつあります。
その中で最も手軽に作れるのが有料noteです。自分の知識や経験をテキストで書くだけで、有料で記事を販売できますから、誰でも簡単に自社商品を持つことができます。
しかし、実際に売るとなると、そう簡単ではありません。有料noteを作っても
- せっかくnoteを作ったのに売れない
- 何度告知しても売れない
- 良い内容なのに、イマイチ反応が弱い
そんな悩みを抱えている人も多いですね。
原因は明白です。反応が弱い有料noteは、得てして「リード文が弱い」という弱点があるのです。
リード文とは、文章の始まりの部分です。有料noteでは主に無料部分すべてをひっくるめてリード文と考えて良いでしょう。
リード文は、課金ゾーンまで滑り台のようにスムーズに読ませなければいけません。なぜなら、読者はリード文を読んでいる時に最も「このnoteは読む価値があるのか?」と真剣に検討するからです。
ここで魅力・説得力をしっかり読者に焼き付けることができれば、一定数の方が課金して続きを読んでくれます。リード文こそ、有料noteの勝負の分かれ道と言っても過言ではありません。
そこで今回は、実際に有料note「イラストやマンガの仕事で夫の収入を超える方法」を販売した漫画家・イラストレーターのタソさんの添削例を見て、リード文に必要な要素を見ていきましょう。
タソさんは、Brainの管理人である迫さんの書籍「人生攻略ロードマップ」の挿絵を担当しており、そのつながりで私もフォローしたイラストレーターさんです。
今回、添削したタソさんのnote↓
はじめに:ビフォーアフターを入れよう
タソさんへのリード文のアドバイスは、こんなリプから始まりました。
このリプから生まれた漫画がこちら↓
・ビフォー
・アフター
いかがですか? こんな風に『行動する前・行動した後』の過去と未来を見せることで、有料noteを買えばこんなポジティブな未来が手に入るんだ…!と読者に暗示することが出来ます。
こういった変身ストーリーは、いつの時代も人を惹きつけますから、宣伝する時も強いしリード文に入れることで商品の魅力をグッと高めてくれます。
さて、このビフォーアフターの素材が出来たところで、リード文の添削を見ていきましょう。
タソさんのリード文添削
添削前のリード文はこちら↓
こんにちは。
タソ(@mituougi2000)です。
フリーランスの漫画家、イラストレーターとして活動しています。
「もっと自由に働きたい」
「自分で自由に使えるお金がほしい」
「夫の収入に頼らず自立したい」
「絵の仕事で食べていきたい」
こんなこと、思ったことありませんか?
私自身、数年前まで同じように思っていました。
今、私はフリーランスになって2年半。
2年目で夫の収入を大幅に超えることができ、この夢を叶えることができました。
そして3年目の今、年始に妊娠が発覚し秋に出産しましたが、そんな人生の一大イベントを迎えた今年も夫の収入を超える見込みです。
「夫の年収が低いんじゃないの?」と思われる方もいると思いますが、そういうわけではありません。
夫は、男性の平均的な年収を給与としていただいています。
ではなぜ、ただの主婦だった私が夫の収入を超えることができたのか。
私がやってきたのは、7つの行動です。
たった7つのことだけで、夫の収入を超えられたんです。
決して難しいことはしていませんし、それ以外のこともしていません。
ちなみに、私は漫画やイラストのお仕事で食べていますが、絵が上手いわけではありません。
(画像)
このイラストを見ていただくとわかると思いますが、とてもゆるいイラストです。
神絵師のような絵なんて描けないし、私より絵が上手い人は星の数ほどいます。
しかも、漫画やイラストの仕事をする前までは、ごくごく普通の会社員。
絵の仕事とは無縁だったので、絵の関係でのコネクションなどは無く、本当にゼロからのスタートでした。
このnoteでは、そんな絵の仕事とは無縁で画力もないただの主婦が、夫の収入を超えるまでの7つのステップと、そのために大切なマインド(夢を叶えるための心構え)を詳しく記しています。
====
添削後のリード文【カッコ内は私のコメント】
○歳のわんぱくな子どもを育てながら、フリーランスの漫画家・イラストレーターとして活動しています。
20XX年からインスタにイラストを上げ始めて、活動○年目でインスタ○万人、書籍「XX」「YY」の挿絵(Amazonへのリンクにする)、その他、上場企業の公式HPの漫画依頼などのお仕事を、家事や子育ての合間を縫ってこなしてきました。
その結果、タイトルにある通り、イラストのお仕事で夫の収入を超えることができました。
今でこそ自信を持って仕事と子育てを両立できている私ですが、数年前までは下記のような「無収入の負い目から、350円のケーキを買うのも罪悪感を覚えてしまう状態」でした。
(ビフォーアフターの漫画)
このnoteでは、3年前の私のような
「絵の仕事で食べていきたい」
「もっと自由に働きたい」
「自分で自由に使えるお金がほしい」
「夫の収入に頼らず自立したい」
という人に向けて『ただの主婦から、イラストで夫の収入を超える方法』を伝えたいと思います。
「でも、子どもがいたらムリなんじゃないの?」という方も、安心してください。私は独立3年目の年始に妊娠が発覚し、秋に出産しましたが、そんな人生の一大イベントを迎えた今年も夫の収入を超える見込みです。
子育てとの両立はできる? スキマ時間でどうやりくりしてる? といった疑問にもお答えしますので、いまお子さんを育ててる最中の方も、ぜひ参考にしていただければと思います。
・注意書き
このnoteは、お絵描きが趣味の方を前提にしています。
今までイラストをまったく描いた事がない、これから勉強したいと思っている方は、まずはこちらの無料講座「イラスト未経験からでもちびキャラ漫画を描けるようになれる!ちびキャラ0→1講座」を先に受講してください。
いかがでしょうか? 簡単な添削ですが、より内容が具体的になり、読者が購入検討をしやすい形に仕上がったと思います。最終的にこのアドバイスを元に、タソさんが自分の言葉で書いたリード文が、現在のnoteの文章になっています。
現在のリード文を再度チェック▼
ちなみに添削は依頼された訳ではなく、私が勝手に「こういう文章があった方が良いかもです」と身勝手に添削したものです(タソさんには添削例として、掲載許可をいただきました。ありがとうございます)
添削のポイント解説
添削したポイントを、より具体的に解説していきますね。
①実績
まずは実績部分です。SNS経由で来られた方なら「インスタフォロワー○万人なんだな」「書籍の仕事を担当した事があるんだな」と分かった上で訪れるので、今さら書かなくても問題ないのですが、しかし、たまたま宣伝ツイートや感想ツイートを見た一見さんだった場合「この人、本当に実績あるの?」と疑いの目で見られてしまいます。
なので、実績はしつこいくらいに書いてあげることが重要です。事実なので、自慢にはならないと思います。ビジネス系ですと、ここで月○○万円達成した~など具体的な金額を書いたりしますが、それをやるか否かは本人のカラーに合わせてください。私みたいなバリバリお金の話をしてる人なら出してもいいですが、ゆるふわ系の世界観の人なら金額は出さないほうが綺麗です。
またnoteの場合、具体的な金額を出すと規約違反になる可能性があるので、その際はBrainを使うようにしましょう。
②ビフォーアフター
続いてビフォーアフター。ビフォーアフターは早めに展開するのが吉です。
というのも、過去→未来のストーリーは最も人を惹き込むから。
「かくいう私も、昔は稼げませんでした」
「3年前は、ブラック企業でノイローゼになるまで働かされていました」
「婚約破棄されて自暴自棄になっていました」
からの未来
「○○をしたことで、稼げるようになりました」
「○○がきっかけで、今ではフリーランスとして無理なく働けています」
「○○のおかげで、再び自分に自信が持てるようになりました」
いかがでしょう。たった二行だけの展開でも、読みたいという気分がわいてきませんか?
人は古来から物語が大好きな性質を持っております。なので、可能であればぜひ有料noteのリード文に入れましょう。
③ターゲットへの呼びかけ
続いて、この有料noteのターゲット層を明確に伝えます。
・いまAで悩んでいる人
・Bになりたいと思っている人
・Cしたいけど、やり方が分からず戸惑っている人
などなど、思いつく限りのターゲットを、具体的に書いて指名します。
ここが曖昧だと、一体誰の商品なのか分からず読者の心は掴めません。「まさに、あなたのことです!」と言わんばかりに指名しましょう。できるだけ具体的であることが望ましいです。
・ブラック企業で激務で働いて疲弊してる人
よりも
・ブラック企業の理不尽な対応に嫌気が差しているものの、他にやりたい仕事もなく日々モヤモヤしながら人生をさまよっている人
くらい具体的だとオッケー。過去の自分を思い浮かべて「あるある」の場面をそのまま言葉にすると、良い感じになります。
④有料noteで得られるもの(オファー)
ターゲット層を書いたら、そのまま「このnoteでは、こういう内容が学べますよ」と内容(コンセプト)を伝えます。
このnoteを読んだら、何ができるようになるのかシンプルに書いてください。
⑤Q&A
そしてQ&Aで不安を払拭します。今回は主婦の方を想定して「子育てとの両立はできるの?」という疑問を取り上げました。
他にも「未経験でもできる?」「必要な道具は?低スペックPCでもできる?」といった初心者の質問を入れたりして、購入前の疑問をすべて潰しておきましょう。長くなっても構いません。
⑥ターゲット以外の排除
そして最後に「こういう人は買わないでください」という注意書きを書くと良いです。想定外の人、ターゲットレベルでない人をしっかり弾いてあげないとクレームにつながります。
例えば、クリスマスにポケモンを買いに来た子どもに、クソゲーである「たけしの挑戦状」を渡したら大クレームになりますよね。一方で、クリスマスにみんなでクソゲーを楽しみたい人なら泣いて喜びますよね。ターゲット外の排除とは、こういう事です。クソゲーはちゃんとクソゲー愛好家だけに売ってくださいね。
弾くだけでなく、添削例のように受け皿となるコンテンツがあるとグッドです。そこから初心者向けの別のnoteに飛ばして収益化…という感じで、読者を逃さず収益化することが出来ますよ。
長くなりましたが、有料noteのリード文は、最低限これくらいの要素があれば、一見さんでも購入検討に入ってくれます。ぜひリード文をガンガン改善して、一見さんにも買ってもらいましょう。
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