Googleアップデートで順位が落ちました。どうすればいいですか?
人の役に立つサイトを作りなさい
具体的に何を作ればいいですか?
自分の知識や経験から役立つことを探し、記事にするのです
全力を尽くしたけど落ちました。どうすればいいですか?
人の役に立つサイトを作りなさい
私はこういう綺麗事ばっかりで何も具体的な道を示してくれない綺麗事オンリーな禅問答が嫌いなので、私なりに考えた具体的な『人の役に立つサイトの作り方』を紹介します。
久々にSEOの話…というかブログの作り方に関する話です。
さて、冒頭でも書きましたが、皆さんは下記のような一節を目にしたことありますか?
「お金目的で露骨なアフィリエイトサイトを作るとGoogleアップデートで順位を落とされます。だからユーザーの方を向いて、人の役に立つサイトを作りましょう」
これはGoogleがもう何年も前からずっと言及してきた事で、ユーザーファーストじゃないサイト(ブログ)は落としますよ~という警告です。
これを初めて聞いた時は「確かにGoogleの言う通りだ。もっと良いサイトを作ろう」と思うのですが、しかし何年もやってると
人の役に立つサイトって具体的に何?
と迷ってしまいます。
特にユーザーファーストで渾身の力をこめて書いた記事がアップデートで順位下落すると「これ以上、何を改善しろっていうんだ?」と文句を言いたくなりますよね。
人の役に立つサイトとは色々あると思います。
例えば「プロが教える10分で作れる手抜きレシピ100選」とか、いつの時代も価値が落ちず何度も利用されるコンテンツなら寿命は長いでしょう。
それでも「クラシル」や「クックパッド」「料理YouTuberによる手抜きレシピ動画」など、上位互換の競合が出てくれば落ちますし、そもそも料理という一芸がないと作れない以上、再現性は微妙です。(一芸がある人は冒頭のような質問はしないと思いますし)
「一芸がある人でも競合出現で落ちていくのに、無知な素人はどうしたらいいんだ?」
と悩んでいる方にオススメなのが宗教メソッドをブログに取り入れる手法です。
目次(もくじ)
人の不安を取り除く=セラピー&コーチング要素を入れるのが宗教メソッド
宗教といっても高額なお布施を要求したり、謎のエセ科学でヤバい事を始めちゃうカルト宗教ではないですよ。
ここで言う宗教とは「人々の進むべき道を示し、人の不安を取り除く」というメソッドです。
別に神とかセイクリッドな要素は無くて構いません。
宗教とか言い出すと人がサーッと引いていくので、マイルドにカウンセリングとかセラピーとか、コーチングメソッドとか言っときゃいいのですが、宗教が一番しっくり来るので宗教という単語を使います。
なぜ宗教メソッドをブログやSNSにインストールすべきなのか。
理由は簡単で、一芸が無い人でも出来る事(Give)って
- 励ます
- 応援する
- 指標を示す
この3つのアクションだけなんですよ。
RPGで例えるなら、攻撃担当の戦士じゃなくて、回復や能力アップを使う支援職なんですよ。プレイヤーじゃなくてサポーター。少し後ろから支援してるヤツ。
これが最も一芸なしで出来て最もコスパが良いGiveなんですよね。そして、これが出来るようになると宗教並につながりの強いコミュニティが出来ます。
- 教祖=ブログ主
- 信者が集まる教会=Twitter
- 聖書=ブログ記事
- 教え=ブログ主が提唱する価値観(信念)
ここにオフ会やイベント、Youtube Live、セミナー、トークショーなどを挟むとセレモニー(儀式)が加わりますが、そこまでやるのは大変なので今回は書きません。
宗教コミュニティが出来るまでの例
いや、人を応援したり励ましたりしただけで宗教並の強いコミュニティなんて出来るか?
と疑問に感じますか?
想像してみて下さい。
サッカー部に、すげー運動音痴で試合にも出れないけど、毎日、朝一番に来てグランド整備して、一所懸命ボール磨いてる部員がいたら好かれると思いませんか?
そして彼が「毎日の努力は、絶対に勝利につながる」みたいなスポ根チックな信念を唱えていたら、どうでしょうか。少しずつ部員全員に浸透していくでしょう。
そして努力している彼を見て
「あいつも頑張ってるんだから、俺らも頑張らないとな」
と他の部員はモチベーションアップしますし、ともあれ彼はサッカーが下手にもかかわらず『サッカー部に必要な存在』になるでしょう。
話を宗教に戻しますが、彼の存在意義は「みんなを安心させる。部内のムードを良くする。=不安を取り除く。周囲のモチベーションを上げる」だと分析できます。
宗教のメソッドは「人々の進むべき道を示し、人の不安を取り除く」
でしたよね。例の彼にはピッタリ当てはまります。
- 下手くそでも腐らず一所懸命に努力する=人々の進む道を示す
- 人の不安を取り除く=部内のムードを良くする
つまり彼のようにサポート一辺倒でも、信念を唱えつつ『人の不安を取り除く』という活動していれば自ずと宗教並のコミュニティが発生するんですよ。
宗教並のコミュニティが出来れば、それ自体が人の役に立つ
宗教並のコミュニティが完成したとして、それがどうして人の役に立つサイトにつながるのか?
コミュニティには、同じ志を持ち、同じ価値観を持つ人が集まっています。
つまり「一人では不安だけど、同じ想いの人がたくさんいるから安心だ!」という安心をユーザーに与えてるんですよね。
これって物凄く「ユーザーのためになるブログ」だと思いません?
ここまで来るとブログというよりブログを起点にしたプチ宗教コミュニティですが、ユーザーのためになるサイトとは、すなわち『宗教である』という私の答えにつながるのです。
ブログを通じて
- 不安を取り除く
- 仲間を見つけやすくする
- つながる機会を与える
これまんま教会と宗教が担ってる役割ですよね。
最近はアメリカでも教会離れが激しいようですが、やっぱり同じ信仰を持つ者同士が集まる場というのは重要な役割を担っていると思います。
(余談ですが、現代アメリカでは、その役割を教会じゃなくてドナルド・トランプの支持者集会が担ってる気がします)
サイトやブログでも、それは同じなんじゃないかなと。そして、これが最もユーザーファーストのブログなんじゃないかなと思います。
無粋ですが数字的な事を言うならば、リピート率やエンゲージ率も高くなりますからね。信者なら聖書を一所懸命に読むでしょ?何度も読むでしょ?
すなわち滞在率も完読率も高くなってSEOの面でも頑丈になると思います。
結論:宗教を作れ
あいまいな「ユーザーのためになるサイト理論」に振り回されている人は
「宗教を作って人々の不安を払拭する。そして教会(ブログ)を立てて人々が安らげるコミュニティを作る」
みたいな指針を当ててあげれば良いと思いますよ。
信じる者は救われる。いつの時代も、人は信仰を求めてるのではないでしょうか。特に昨今は社会もGoogleも不安定ですし、宗教チックな方向に振ったほうが結果が出やすいんじゃないかなと思います。
追記:
ここまで書いといて何ですが、アプデで落ちる・落ちないはGoogleのさじ加減次第なので、早めに個人ブランド化を進めてSNS起点の集客も出来るようになった方が良いですよ。
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発端となったツイート↓
お金稼ぎ目的のブログはアプデで落ちる。だから「人の役に立つWEBメディアを作る」という原則を元にブログを作りましょう…
…と、ここまでは誰にでも言える綺麗事で、じゃあ「人の役に立つメディアって何?どう作ればいいの?」という答えを皆探してる
私の答えは人の役に立つメディア=宗教。
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) October 24, 2019
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