「どうして分かんないの!? もういい! 実家に帰る!」
何気ない一言が嫁の逆鱗に触れ、取り付く島もない状況に陥った事はありますか?
恥ずかしながら、私はあります。男というのは、どうしても女心を理解できないもの。
考え方も違えば、怒るポイントも違うのですから、思わぬ言動で虎の尾を踏んでしまい「家に帰りたくねぇ…」と公園で頭を抱えてしまう…
既婚男性のあるあるですよね。
しかし、そんな嫁の虎の尾を何度も踏んだ私でも、毎回しっかり仲直りをして夫婦仲を良好に保っています。人間、夫婦といっても価値観が違うのですから、喧嘩するのは当たり前。
重要なのは、喧嘩した後に、嫁をなだめる手法を知っているか否かです。
今回は、嫁と夫婦喧嘩してしまい、ブチ切れさせて大ピンチな既婚男性向けに『嫁をなだめる必殺の方法』を紹介します。
速攻で謝罪する
嫁の立場にたって想像してみて下さい。
家事をやってもやっても子供に汚され、泣いている子供を必死にあやし、その合間をぬって家事をこなす…。おまけに乳児なら、嫁は数時間おきの授乳で慢性的に寝不足です。
そして、あなたが帰ってきて第一声が「今日も家事と子育てをしてくれてありがとう」ではなく
「ご飯まだ?」
「えー! メシ出来てないの?」
なのです。
温厚な女性でも、ブチ切れてしまいますよね。
仕事に例えるなら、新人のミスの尻拭いを必死に手伝ってあげてるのに「先輩、定時なんで、あとよろしくでーす」と帰宅されるようなものです。
さて、妻の怒りの理由が分かったところで、最初に我々がすべき対策は何か?
結論を言うと『速攻で謝罪する』これが最善手です。
嫁がブチ切れた時に、言い訳や反論、逆ギレなんてしたら、一生その恨みは続きます。子供が小さい時に、夫が協力的でなかったという記憶は根強く尾を引きます。
場合によっては熟年離婚につながるでしょう。
ですから、嫁の虎の尾を踏んでしまったら、即座に謝る。プライドや正当性は置いておいて、とにかくなだめることに全力を注ぎましょう。
謝罪が少しでも遅れると効果が薄れていきます。言い訳したあとに「わかった。ごめんごめん」と謝っても「どうせ本音じゃないんでしょ!」と火に油を注ぐ事になります。
やばいと思ったら即謝罪。これを癖にしておきましょう。火は小さいうちに鎮火するのが一番です。
全部の不満を吐き出させる
女性が切れているときは、今まで溜め込んできた過去の不満も合わせて、同時にぶつけてきます。
特に、怒りを我慢するタイプの女性は、一度切れると結婚前の不満まで出してくる可能性があります。
「それ何年前の話!?」と男は思うかもしれませんが、女性の脳内には「未解決の怒りリスト」が永遠に保存されているのです。
とにかく、まだ許していない事件のリストがあって、それは謝罪してくれたり、その後の行いで反省が見られない限りリストからは消えません。
そして、ブチ切れた時に未解決リストから不満を持ってきて、全力でぶつけてきます。
ですから一度嫁がブチ切れモードに入ってしまったら、毒を全部吐き出すまでしっかり話を聞きましょう。
過去の不満を言われても、謝る。とにかく反論せず、言い訳せず、謝罪しましょう。
話はかなり長くなるかもしれませんが、話が終わる前に「もういいよ!」と逃げてしまうと、嫁の怒りはグツグツとマグマのように沸騰したままになり、夫婦喧嘩は長期化します。
どうせ喧嘩になってしまったのなら、溜め込んできた不満を全部出してもらいましょう。
埋め合わせ案の提示
早い段階で謝罪をして、不満を全部聞いても、嫁の怒りは継続するかもしれません。
その場合は『埋め合わせ案』を提案しましょう。例えば
「今日は外で食べよう。お詫びに、俺がお金持つから」
「今日は出前でも取ろう!」
「お詫びに、週末は俺が子供を公園につれてくから…」
「明日から1週間、風呂掃除やるから…」
といった風に、嫁の負担を軽減する案を出しましょう。
言葉だけの謝罪では納得しなくとも、行動にすれば少しは溜飲を下げてくれます。
もし速攻での謝罪を忘れてしまい、逆ギレや言い訳をして「もういい!」と取り付く島がなくなった場合でも、時間をおいて埋め合わせ案を提示すれば解決の光が見えてきます。
小さなプレゼントを贈る
埋め合わせ案と合わせてオススメなのが、小さいプレゼントを贈ることです。
「あの時はごめんね」
と改めて謝罪する時にプレゼントを渡せば、再三に渡る謝罪攻撃に「しょうがない、そろそろ許すか」となります。
メッセージカードをつけて『いつも家事をしてくれて、ありがとう』といった感謝の言葉を入れておけば、効果は抜群です。
プレゼントの内容ですが、妙に高い物、場所をとるような大きな物はNG。
前者は「家計が苦しいのに、なに高い物買ってるの?」と睨まれますし、後者は「それ、どこにおくの?」と思われるかもしれません。
おすすめのプレゼントは花です。
やはり、女性への贈り物といえば花が王道。値段も5000円前後で良いものが買えます。
5000円以下ですと、安っぽくてイオンなどに売っている中国産の造花が多いのでオススメしません。フラワーギフトの専門店で、デザイナーが手作りしているアイテムに絞って選びましょう。
私のオススメは2つ。1つは、下記のポプリキューブです。
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手のひらサイズのフラワーインテリアで、ローズの香りが心地よいギフトです。デザイナー手作りの一品物なので、イオンや百貨店の造花より質が良く、女性なら気に入ること間違いなしです。
メッセージカードも入れられるので、日頃の感謝を伝えるにはバッチリの一品ですよ。
2つ目のおすすめはハーバリウム&ハンドクリームのセットです
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ハーバリウムとは、ガラス瓶に造花をデザインした人気沸騰のフラワーインテリアです。
他にはない特殊なデザインで、光がビンを通じて花を照らすロマンチックなギフトになっています。このセットはフランス製のハンドクリームも合わせてギフトボックスに入っており、女性へのプレゼントとして人気です。
ハーバリウムには様々なカラーがあり、下記の中から、妻に一番マッチングする色を選ぶと良いでしょう。
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これらのギフトを、しっかり感謝のメッセージ付きで渡しましょう。
渡すタイミングは
・埋め合わせのデート中にこっそり
・帰宅したら机の上に置いておくサプライズ演出
などがオススメです。女性はいくつになってもサプライズ・プレゼントが好きですからね。
同じ事を繰り返さないことを誓う
最後に『同じミスを繰り返さない』ということを、しっかり伝えましょう。
謝罪+埋め合わせ案+プレゼントの三段謝罪をこなせば、だいぶ怒りはおさまっているはず。最後のダメ押しで「反省&改善」を誓えば、夫婦喧嘩は終結するはずです。
嫁も鬼ではありません。怒りはすれど、それはあくまで『許せる余裕』がある証拠。
「怒られているうちが華」という言葉もあるように、嫁がブチ切れて不満を言ってくれてる段階なら、仲直りは絶対に出来ます。
もしもガチで夫に愛想が尽きた場合、女性は怒りではなく『呆れ』『無関心』になります。
その段階まで行ってしまうと、もはや熟年離婚は避けられません。
ぜひ、これらのテクニックを活用して嫁の怒りが長期化する前に解決しましょう。
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