こんにちは、元作家で現在はブロガー&経営者のクロネコ屋です。
先ほど、このようなツイートを見かけました。
楽そうにみえるところばかりネットの転がってるけど、Webライターのきつさはあまり知られてないのかなーと思いますね。
空き缶拾いやせどりと同じぐらい過酷な仕事ですよ。それでも、エアコンのきいた部屋でできるから、まだましです。空き缶拾ってる方々は命かかってますから、彼らの方がよほど真剣
— 名もなきライター(S.渡辺) (@writer_noname) July 13, 2020
「名もなきライターさん」というベテランWebライターの方のツイートなのですが、文章で食っていきたいと思っている方は、このツイートをよく読んでおいた方が良いですよ。
「文章を書く」という作業は、想像以上にキツいです。
私も元作家なので、この話は嫌というほど分かります。
ぶっちゃけて言いますけど「日本語なら誰でも書けるし、俺も文章でメシ食うぞ~」という軽いノリで文章を生業にしようとした場合、
「割に合わねぇ!」
と叫んでパソコンを窓から投げること必須です。
今回は文章を武器にして稼ぐのが、どれほど大変か語ります。
文章で稼ぐ仕事は割りに合わない
最初にも言いましたが、割に合わないんですよ。文章を書く仕事って。
私は元作家なんですけど、作家時代は10万文字を1ヶ月で書き上げて、それでようやく印税50万。どんなに頑張っても4ヶ月に1冊ペースだったので、年3冊で年収150万。ちなみに売れなければ打ち切り&出版すら難しくなる…という世界でした。
無論、売れっ子になりガンガン本が売れるなら、1冊100万~200万の印税が貰えて、年収1000万超えは夢じゃありません。しかし、漫画家同様、そのレベルに到達できるのは作家の中でも1桁%。ほとんどの作家は私のように、副業としてやるか廃業して別の仕事に移ります。
Webライターの場合は、エンタメを生み出す作家と違い、ビジネス目的の文章依頼が多いので、まだ生き残りやすいです。
……が、しかし、それでも実際やってみるとキツいですよ。
例えば、文字単価1円でライター業を請け負ったとしましょう。
『文庫本一冊分』の文量である10万文字を書けば、10万円の報酬です。
私の経験上、どんなに書く事が決まっていてガンガン筆が進んでも、10万文字を書くのに半月はかかります。そうなると、生産ペースは1ヶ月で20万文字。月20万円。
……キツくないですか?
もちろん、Webライターは名もさんが言ってるように、室内のクーラーが効いた場所でスマートに働けます。通勤もないし、面倒な顧客は切ればいいだけ。引きこもり大好き人間からすれば、外で働くより全然マシです。
しかし、一般的な感覚で見れば『不安定なフリーランスで、フル稼働しても月20万』というのは割に合いません。せめて月30万は貰わないと。雇用保険も何にもないのだから、出来れば月50万は欲しい。これが一般的な感覚でしょう。
頭のキレる人ならば、文字単価1円でガンガン受けて、信用がたまったら専属ライターになって文字単価を上げて月50万以上を狙うでしょう。さらにライター講座を開いたり、文章以外の仕事にも手を広げて…そこまでいけば、割に合う仕事と言えるでしょう。
ただ、これって別に文章を武器にせずとも、プログラマーとかWebデザイナーとか、それこそ今ホットな動画編集、サムネ制作でも同じようなルートはたどれます。文章よりも、ずーっと良い単価で。
つまり、稼ぐ目的なら「文章を武器にする」というのは割に合わないんですよ。
日本語が出来るから、文章を書く仕事は誰でも出来る…というのは真っ赤なウソで、実際はキツいし割りに合わないしドサ回りしないと単価が上がらない、きっつ~い現場なのでございます。
ちなみに、ここまで書いて文字数は1600文字くらいです。10万文字まで、あと9万8400文字。いやぁ文章って本当に稼げるなぁ…!
それでも文章で食っていきたい人は。
ここまで読んで「ライターで稼ごうと思ったけど、やめておこうかな」と思った人はやめた方が無難です。それが普通の感覚です。
しかし、ここまでボロクソに言われて「それでも文章を武器にしたいです!」と前のめりになる大バカヤロウなら、文章を武器にするのは大いに結構。才能ありますよ。そういう『活字バカ』は。
活字が好きで好きでたまらない…となれば活字と生涯を共にするのが幸せってモンでしょう。そんな方にアドバイスを送るとしたら、1つだけ。
文章を武器にするなら『単価を上げるために動くべし』です。
想像してみて下さい。ずーっと1文字1円で請け負って、フル稼働してようやく月20万を稼げる人生と、文字単価5円で10万文字を書けば月50万。ド根性で20万文字書いて月100万を稼ぐ人生を。
どう考えても、後者の方が希望をしっかり持てますよね。
文章で食うということは、すなわち「経営者として文章という商品を売る」という話になります。雇われ脳では、一生使い倒されちゃいますよ。下記のツイートで書いたように、経営者脳で立ち回る必要があるのです。
会社員と経営者の最大の違いは「労働時間をいかに減らすか?」を考えてるか否か。
会社員は労働時間が定められてる以上、勝手に休む訳にはいかないが、経営者は自分で決められるので『いかに労働時間を仕組みで減らせるか?』を考える。
そうして作った空き時間に次の事業を考えるから金持ちになる
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) July 13, 2020
労働時間を減らす一番の方法は、単価を上げることです。
文章というのは、安く使われやすいスキルです。発注する側も「書きたい奴は、いっぱいおるでしょ?」という姿勢のクライアントも多い。そういうクライアントに使い倒されたら、いつか疲弊して潰れます。
しかし、ちゃんとしたクライアントと信頼関係を作り上げて、文字単価をしっかり上げれば、徐々に楽に稼げるようになっていきます。
その後は、経験を肩書にしてSNSでブイブイ言わせて、SNSでの拡散機能も付加価値にすることが出来れば、文字単価10円を超えていく。
そうすれば一流ライターの仲間入り。毎日スタバでドヤ顔しながらメシが食える。一生文章で食っていけます。
最初は安く請け負ってもいい。でも、慣れてきたら「単価を上げる」という点に全力を注ぎましょう。そのためには、
・文章の質をあげる
・提案力をあげる
・クライアントとの信頼関係を強める
といった積み上げが必要です。もちろん、ブログなど自分の資産を作り上げて収入底上げを狙うのもOK。文章だけでなく、フリーランスとしての立ち回りも覚えれば、活字バカでも食っていけるでしょう。
結論。
文章を武器にするのは、超キツいです。それでも食っていきたいなら、単価を上げていきなさい。
色々書きましたが、大事なのは周囲に反対されても「やりたい」と思う熱意です。割りに合わないと感じたら撤退すればいいだけなので、まずは簡単な案件にチャレンジしてみて、感触を掴むのが一番良いですよ。
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