努力しない口だけマンはブログやTwitterで情報発信しても無意味

最近、お金2.0の影響で

「これからは社会資本！」
「人脈や信用が大事」
「そのためには情報発信することが大事」

という声がぽつぽつ出てきていますが、はっきり言って努力しない人（口だけマン）が情報発信しても意味無いですよ。

お金2.0はこちら。価値主義について書かれている本で、なかなか興味深い内容の本です。

ブログでもイラストでも、同じ。口だけマンはどんなに大声で「俺、凄いんだぜ！」と叫んでも無駄です。

努力しない人が情報発信をする事は、例えるならイキった起業家かぶれの大学生が

「俺、ベンチャー企業の◯◯さんと知り合いなんだ」
「この間、有名人のXXさんと飲んだｗ」

と人脈自慢をしているようなもので「で？　あなたは何が出来るの？」と面接官に聞かれた時に「うっ…」と詰まってしまうのに似ています。

目次（もくじ）

1 努力しない口だけマンは、他人から関心を持たれない
2 馴れ合いで浅い人脈だけ広げても無意味
3 最初のうちは良くても、だんだん相手にされなくなる
4 下手くそでも、日々努力してる人は発信する価値がある
5 口だけマン同士で馴れ合いが始まったら、そこは地獄の一丁目
6 努力と勇気を持つものだけが、発信によって価値を得る

努力しない口だけマンは、他人から関心を持たれない

努力が出来ない人は、いつまでたっても口だけマンのままです。

小学生の時、いましたよね。やたら自慢ばかりする男子。

「俺、レアカード持ってるんだぜ～」
「俺の親父、ゲーム会社の社長なんだぜ」

みたいな。

小学生にとって魅力的な内容なら「すげー！」と言われてチヤホヤされますが、それはあくまで「本人ではなく、周辺環境がすげー！」というすげー！であり、真の意味で尊敬はされません。

「お前の父ちゃん社長なんだろ？最新ゲームかしてくれよ」

と、皆にたかられるのがオチです。

裏で「あいつ本当に便利だよな」なんて陰口叩かれてるかもしれません。

口だけマンは、いつまでたっても本当の信用や尊敬は得られないのです。

情報発信して他人に知られるようになっても『努力しない人』を応援する人は少ないです。

だからファンもつかないし、拡散なんて夢のまた夢。炎上狙いの発信ですらスルーされるでしょう。

馴れ合いで浅い人脈だけ広げても無意味

オフ会やセミナーなどで、同業者や業界の大物とつながりを持とうと躍起になる人もいます。

コミュニケーション力があって可愛がられるタイプなら、そういう戦略もありでしょう。

コネというのは強力な武器であり、太鼓持ちもバカには出来ません。例えば、有力なブロガーやアフィリエイターなどに可愛がられて、スポンサードしてもらったり、高単価な広告記事の依頼を貰える事もあります。

ただ、このケースは『営業努力』をしているので、努力しない人には該当しません。

とりあえず同業者や凄そうな人に近づきまくって「知り合いになれた！」と喜んでいるだけの人が、努力しない人に当たります。

で、こういう人は、浅いつながりにも関わらず、虎の威を借る狐が如く「俺は◯◯さんと知り合い！相互フォロワー！」としょうもない人脈自慢をするのです。

そんな人にファンがつくと思いますか？
応援したいと思いますか？

「またやってるよ」と冷笑されるのがオチでしょう。
一般人は関心すら持たず「誰？」と言われる光景が目に浮かびます。

子供の頃は陰口くらいで済みましたが、大人になると悪いやつも寄ってきます。

プライドの高さを逆手に取られて、詐欺師に良いように利用されてズタボロにされるかもしれません。

最初のうちは良くても、だんだん相手にされなくなる

最初は誰だって初心者ですから、強者も相手にしてくれるでしょう。

「ブログのやり方教えて下さい！」と言えば、優しく教えてくれるかもしれません。

有名な絵師に「イラストのプロになりたいんです！弟子にして下さい！」と言えば（相手が仏のように優しければ）弟子にしてくれるでしょう。

しかし、だんだん「あ、こいつ努力する気ねぇな」と見限られて、相手にされなくなっていきます。

厳しい指摘をしたら、途端に

「やる気なくなりました…」

「そんなにキツく言われたら辞めたくなります」

「身内が病気で…（からのフェードアウト）」

とか言って逃げ出します。

著名な人が「弟子は取りません。コンサルもしません」と言ってる理由は、こういう事が重なったか、あるいは容易に想像出来るからでしょう。

悪評は広がりやすいと言いますが、一度口だけマンのレッテルを貼られたら、信用を取り戻すのは大変です。

信用を取り戻すためには努力しかないのですが、その努力が出来ないとなると、もうどうしようもありません。

下手くそでも、日々努力してる人は発信する価値がある

一方、どんなに下手くそな初心者でも、日々努力している人なら、情報発信によって徐々にファンが増えていきます。

例えば、毎日イラストをTwitterなりブログでアップしている人がいれば、徐々に上達していく過程を見て「頑張ってるな！」と同業者やファンがフォローしてくれるかもしれません。

しかし、これがプロ絵師を目指すと公言しているにも関わらず月に１回ラクガキしかあげない口だけマンだったら、どうでしょうか？

「落書きすみません＾＾；」
「今日は調子悪いわ～」
「今日は時間なかったのでラフ絵(´・ω・｀)」

言い訳ばかりで見苦しいですね。

これでは、愛想をつかされても仕方ありません。

人は、その人が全力で書いたコンテンツが見たいのであって、言い訳まみれの中途半端な作品なんて見たくないんですよ。

全力はネット越しでも伝わります。人間の感情を察する力を舐めたら駄目ですよ。
手抜きは一瞬で見抜かれます。

全力の作品というのは、上手い作品という事ではありません。

その人が今持ちうる100%の力を費やした作品の事です。

口だけマンは

「あいつ下手くそなのによくやるわｗ」

などと、自分のプライドを守るために頑張ってる人を馬鹿にする発言ばかりします。そうやって努力できない自分を守り、自我を保つのです。

そして、知らない間に実力で抜かれて、嫉妬だけが残る。どちらが負け組かは言うまでもありませんね。

口だけマン同士で馴れ合いが始まったら、そこは地獄の一丁目

口だけマンは口だけマン同士で馴れ合いを始めます。

そうなると、もはやそこは地獄の一丁目です。

「いや～、◯◯さんのブログ、ここがいいよね！」
「いやいや、おたくこそ◯◯の記事が最高！」

「XXさんのイラスト、ほんと萌えるわ～」
「Xさんこそ、うますぎてやばいっすｗ」

などと、お互いのプライドを補完し合うかのような自己満大会が開催され、まさに地獄と化します。

永遠に架空の「凄い俺」をアピールしあって、何も生み出さず、他人に価値を与えず、ただ自分の殻を磨き続ける。

殻は破るものであって、磨いて綺麗に見せるものではありません。

こうなったら、終わりです。一流にはなれません。

趣味でやってるなら良いんですが、金を稼ぎたい、プロになりたい、一流になりたいと願っているなら、口だけマンの地獄の一丁目からは早々に立ち去りましょう。

努力と勇気を持つものだけが、発信によって価値を得る

会社を辞めてアフィリエイトで食っていくメリット・デメリット。の記事でも書きましたが、孤独は辛いです。

しかし、実力をつける過程では、必ず「孤独な努力を強いられるエリア」が存在します。

確固たる実力を身につけるには、他人から称賛されなくとも、黙々と自分を信じて、孤独に負けず、地味な作業に打ち込み続けなければいけません。

報われるかも分からない努力をするのは、正直言って怖いです。

失敗した時に、プライドがへし折れてしまうかもしれない。
もう二度と立ち上がれなくなってしまうかもしれない。

そんな恐怖があります。

絵描きなら、自分の下手くそさに嫌気が差して描けなくなってしまう。
ブロガーや作家なら、自分の文章に自信が持てず、一文字も書けなくなってしまう。

その恐怖を乗り越えた者だけが、結果を出し、勝者として前に進めるのです。

最大の敵は自分自身…と本や著名人が口酸っぱく言うのは、皆この試練を乗り越えてきたからでしょう。

その試練から逃げて社会資本（他者からの信用）を得ようと『情報発信』しても、誰も相手にしてくれません。

逃げた者同士でくっついて暖めあっても、それは偽りの暖です。

お金2.0に書かれているような『社会資本』『信頼』というものは、努力することを恐れず、未熟でも良いから、その過程を発信し続けることによって、ようやく得られるものだと私は思います。

続けること・結果を出すことが一番の信用につながる…という話です。信用や尊敬が欲しかったら、口よりも行動で示しましょう。

私も2018年から路線を変更。若ハゲを告白した記事をきっかけにハゲブロガーとして新たなチャレンジをしています。

発信や人脈作り、敗者同士の馴れ合いをする前に『努力から逃げない』という強い信念を持つことが次のステージへ進むための第一歩ですよ。

人との繋がりは大事だけど、単なる馴れ合いなら必要ない。
傷の舐めあいは年に一度で十分。作業もせず、ただじゃれ合うだけならガキでも出来る。金稼ぎに来てるんなら、まず作業しなよ。他人を讃える前に、そいつを超える戦略を考えろよ。牙が無いなら戦場に来るな。
— クロネコ屋@若ハゲ社長ブロガー (@NINJAkusokuso) March 19, 2018